この前のアップカットローターで畦間を耕し、収穫前に頓挫した種苗の方をやることにした。
種苗の方は、今年中耕ローターで新規の溝掘りしてそこに12㎝ロングポットをプランタに入れて新規の溝に移動。
12㎝ロングポットは、高さ25センチで立てるにしても難しい。溝に入れて土で押さえたりしていたが、積雪の後融雪後に傾きが大きくなっていた。
馬鹿臭い作業と思って傾きを修正したが、以前購入していたプランタに入れてみようと思いついた。
12㎝ロングポットが8個入る。
入れるべき個数は・・・・数えていない。
せっせと入れて溝に移動。ついでに24㎝ポットも。1列分が消滅して新規の溝に移設完了。
暑くてかなわん。
こんな時期に、とっくに完了しているものでも、どうやるか無計画で行き当たりばったり。
ここに至るまで、何度かやり直し。個数が3000個以上だから日数ばかりかかる。
24㎝は、重い。さすがに指が痛くなる。
残りは、バンド張って、倒伏防止用に、草は・・・たまにとるかな。
既成のポットがある段階でやり直しを進めたために、溝同士の間が極端に狭いものもある。
溝に入れての利点
保水性が少しアップする感じ。以前は地面の上にポットだったときは、頻繁に給水しないとだめだった。それで24㎝ポットの半分を枯らしてしまった。
今は、1か月以上給水せず、雨だけでしのげた。
底面給水の形にもできる。
ただ、流れが悪い感じ。ずっと流し続けて全体にいきわたるかのテストはしていないが、上からやった方が確実。
溝は、10数センチくらいでトラクターを跨いで通れるくらいポットが下がる。肥料やっておけばよかった。気が付いたら7月。
アスパラは、種苗で負担かかりすぎる。地元農協も10.5センチポットのアスパラ苗を無償提供しているくらいだ。
歳とりすぎたら、更新に差し掛かってアスパラやめてしまうだろうな。苗を供給してもらっても、定植の労力、その後の肥培管理が重いな。
その点24㎝ポットなら定植して1年目は無理だったが、2年目から1週間収穫できた。
同じ時期の12㎝ロングでは、やはり劣る。面積がもう少し必要なのだろう。深さの方は25センチもあればいい。
来年更新で今の種苗を消費したら、次のアスパラ種苗は、鉢上げ式をやめて24㎝ポットに直に種まきを予定。
アスパラを見続けていると播種したその1年目が大きな勝負のようだとわかった。
直播のアスパラでいいものは、高さ40センチクラスで4本くらい茎が出る。直播でそれくらい大きくなるものがあるが、全体の10パーセントあるかな?と思える。
株による性格の違い、育ちの違いは、1年目の終わりに顕著に出る。
直播での欠点は、発芽率、生育の遅いものがどうしても出る。播種から1か月以上の間で生えてくるものもある。すごい生育格差だった。やっぱり種苗で毎日給水するのが発芽を安定的にする。露地直播では、天候次第、アスパラ次第になる。