熊谷農機の頭にくる担当者No6【不適合品を送った責任逃れ】 | 農業機械のブログ

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2024年1月9日と10日にかけてスノーラッセルのギアモーター(シュート回転用モータ)が既製品に適合しないことを農協と油機センター(ホクレン)が確認して、油機センターと熊谷農機との話し合いが始まって2か月以上経過した。

3月26日、農協職員さんが来宅して次の点を告げてきた。

・返品には応じない(改造しているからと言う理由)
・適合品があるかどうかについては、熊谷農機側は、あるともないとも言わないように避けていたと

熊谷農機の対応は、不適合品を送ってしまった責任逃れに過ぎない。

こういう責任逃れが横行しているんだろうと思う。そういう会社だと思うしかない。

なお、農協職員の話では、不適合品の値段を下げる可能性について言っていた。

元々の原因は、ギアモーターの部品を使うスノーラッセルの型番をきちんと確定(農協・油機センター・熊谷農機が)しないでおそらくは思い込みで型式の異なる適合品を注文させたことにある。

当初の注文は去年。

農協の職員さんは、型番を尋ねることなく、「この部品表で合うから」とのことでその部品表を私が見て部品を指し示して、部品番号に基づいて注文品が決まった。

「本当にこの部品表で合うの?」
「先方の話では合うと言われたよ。」

部品表は、もともと手元にあったので職員さんに示したら、「この部品表で注文してくれ」と言う感じで違う部品表を見せてもらった。

どうして不適合品を送ってきたのか考えたら、熊谷農機の奴が別のスノーラッセルのものと同じだと思い込んでいたとか。

熊谷農機が原因じゃないなら、
熊谷農機からギアモーターを外注した相手先のギアモーター製作会社側(カヤバ)で不適合品を組み込んだとしか言えないだろう。

ちなみに、うちにあるギアモーターは、スリーピース製のもの。

まだ壊れていないが、シューターの回転モーターだけは、
壊れる前に購入しておかないとシューター固定で除雪と言うのは、面倒。

熊谷農機のスノーラッセルは、1997年ごろに購入。

初期のものは、シューターの回転をリモコンでできるようになった、その後、スノーラッセルのスタンド付きのものが発売され、さらにその後、シューターの上下調節のほかに左右の調節機構が付いたものが出て、さらにPTOからギアボックスに直に接続した回転オーガからチェーンケースでオーガを回転させるものが出た。

チェーンケースでオーガを回転させる仕組みは、ギアボックスから直に回転させるものとは異なり、耕耘ロータリーを操作することと同じ。

ギアボックスからオーガを直に回転させる仕組みは、クラッチ板が直結した感じになり、クラッチを踏んでもクラッチから外れず、回転を続ける。その際、停止するには、回転が収まるまで待つ必要がある。回転中にギアチェンジするとガリガリ。

不適合品の取り付けのためには、本体側の取り付け部分を改造しなければならない。

軸については、入るように金属プレートを削った。後は取り付け部分の改造をどうやってやるかに尽きる。

無いなら無いといえばいいのに、市販品でも改造次第では、取り付け可能なのに。

本当に高額だ。ああいうメーカーの部品。

リモコンスイッチボックスもそうだ。あれ、市販品のスイッチを使って3000円もかからないと思う。現在、リモコンスイッチは使わず、正逆スイッチがあるのでそれを使っている。

 

 

 

熊谷農機

 

 

 

送られてきたギアモーターのメーカーを調べたらギアモーター作っているようなページがなかった。チャイナ製の様子だが、メーカーシールだけ貼ってある感じか。

 

 

 

 


既製品のギアモーターは、スリーピースと言うメーカーが記載されていた。

 

 

 

 

ここはまともにギアモーターを掲載している。ギアモーターと言う表示ではなく、ギアドモータ。

 

既製品は、ギアモーターで軸を回転させてスクリューを回転させ、止めればブレーキがかかる仕組みであれば、他の市販品でも代用可能の様子。ちなみにモーター付けていないと走行中などでシュートの向きが変わる。

 

実際、熊谷農機のスノーラッセルのシュートの上下動作のギアモーターは、市販品のアクチュエーターで代用できた。(メーカーの純正部品は高額ばかり)(純正品は、ギアモーターを使い、回転を平行運動に変換しているだけのもの。)

 

 

熊谷農機から送られてきたギアモーター

 

 

中国製のようだ。



農機具メーカーと言うもの、世間並じゃない様子だ。熊谷農機だけかもしれないが。

こちらもJAに問合せなどしない。間違えて送ったら素直に認めればいいのだし、もう交換部品がないならないと言ってくれればいいのだ。

そういう基本がない会社と言うことだ。