7月下旬に階段から転落して下半身が腰砕けになってしまった。
ウサギ自体はトラクター作業中に保護したもので、トンビに襲われていた。野ウサギに間違いないと思う。
その後、生き続けていたが、ゲージを手製で作り、その中で飼育していたが、不自由な足の毛をむしり始めた。
最初は左側で、皮も噛み砕いたのか、へこんでしまった。
塩水をかけて洗って少し拭いた。
そしたら反対の足もやってしまった。
傷だらけの天使になってしまったが、難しい動物だ。
自分以外は慣れていないし、屋外から近寄ったら警戒する。目で見て確認する脳みそがないらしいから・・・確か視床枕という脳がないらしい・・・外敵のように判断するのだろう。
その割にはミルクをいまだに欲しがり、触っても逃げないし懐いているところにギャップを感じる動物だ。
同居の家族は、警戒する。触ろうとして前足でかっちゃかれたとか。
毎日一緒の場所にいるだけでは慣れない動物。犬や猫とはまるで異なる感じだ。
鳴き声は、出さないが、体をなでてやるときに低音の鳴き声を出すことがある。そういえばその鳴き声、階段から転落した時にも出していた。
撫でてやるのが気に入らないのかそれともうれしいのかわからないが。
カイウサギのように頭をなでてやるのは気持ちいいのかじっとしている。
決して抱っこさせないウサギ。拒絶反応。かなり抵抗する。
そのウサギを拾い上げた時、厄介なものを拾ったと思ったがそうだった。ウサギは農業から言えば害獣になるのは確かだけど。
慣れているようで、犬とはかなり異なる。やっぱり視床枕がないためかな。
餌
チモシー・・・穂の部分だけ偏食する、他はほとんど食べない。
燕麦の種・・・好んで食べる。
子犬用のミルク・・・大好物。かなり濃くしている。それ以上粉が溶けないくらいの濃度。
水・・・お湯を好む?量が多くなるみたいだ。
朝と夕飯時にミルクを与えている。わかっているため、ゲージの木枠に近寄りこっちを見ながら木枠の垂木をがりがりかじり始める。一応、哺乳類として、コミュニケーションと考えたほうがいいだろう。
ケガする前は、台所にやってきて足元に立つようにしながらズボンを引っ張っていた。
ウンコに小便。
軟便が出るが、自分で食べることもある。盲腸の糞?
普通のウンコの食糞は以前見かけたが、今は軟便の食糞だけだ。
にしても、チモシーの穂の部分だけ食べる偏食が困ったもの。チモシーの大部分を捨てている。チモシーは古いものは与えないようにする、とのことらしいが、そうかもしれない。
穂に少し茎が付いていても、プッチン、と切断して捨てるのだ。