所有不明の排水溝 トラフ撤去すべて完了 | 農業機械のブログ

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ようやくすべてのトラフの撤去が完了した。

 

28馬力トラクター

作業機・・・バックレーキ

 

剣先スコップ

角スコップ

 

草刈りのカマ(大)

 

バール

 

コンクリート製品吊り上げ金具

 

大方のものは間に合ったがコンクリート製品の吊り上げ金具だけは購入した。

 

草刈り、トラフ内の残土輩出、吊り金具の部分の土掘り、バックレーキで筑あげながらバールでトラフをこじって浮きあげ、トラクターで引っ張り上げ。

 

かなりの重労働というか、汚い危険きつい仕事だった。

 

問題の排水溝はJR鉄道下のコンクリート管からの排水が流れている。JRの見解は、「JRが排水しているものではない。」と。つまり自然水ということだろう。

 

さらに「私有地上の排水設備はJRが設置したものではない。」

 

私有地にトラフ排水溝があり、敷地料なり、通水料なりの契約交渉をする場合、相手が必要だが「所有者不明」の回答を行政評価局から得た。

 

登記簿上にも何も記載なし。

 

農地にも水たまりや排水不良での湿った部分の被害があり、このまま農地に置きたくない考え、それで撤去を決めた。

 

数年間春先に掃除などをやっていたが、問いただせば所有なしのタダ働き。

 

どこかの行政が作ったのは間違いない。

 

JRのコンクリート排水口からJR用地を垂れ流しの状態で流れてトラフに流れていた。トラフはコンクリート排水口にはつながっていない。

 

普通のJR排水口は、そこからトラフで川などに排水している。ところが私の農地に存在する排水溝はそうじゃない。

 

 

だからJRが設置したものではないのは明らか。では何のために?JRの排水を流すためでしかない。しかもトラフはJRの敷地近くまで登っている。

 

トラフ自体の設置方法もまともじゃない。排水にしては浅すぎる。農地地面とあまり変わらない。用水・取水にしても深すぎる。用水なら地面よりも高い位置だ。

 

工費はどのくらいか知らないが、ふざけたモノ作りだ。