ようやくトラフ撤去が完了した。
長さは・・・・・220メートルくらいか。1本2メートルとして、110本くらい?
水の流れをまとめると、
野山→JRコンクリート管→JRの敷地内の垂れ流し→農地内に設置したトラフ→川
今考えるとうまく法律の穴を突いたものと思える。
JRには垂れ流し排水にならない。なぜなら、JRの敷地内を流れてトラフにたどり着いているから。
こちら側からJRにコンクリート管の水を止めろと言ってもJRには関係ない。なぜなら、コンクリート管の場所が隣の農地所有者の土地に面していないから。
コンクリート管は隣の農地所有者側に面している。その排水を隣の土地に向かわないように土を山のように積み上げてこちら側の土地に流れるようにしている。
トラフ自体は、JRの敷地内に設置されず、JRの敷地から1メートルくらいから設置されていて、トラフに水が流れるようにしている。
トラフは市、北海道、開発局、JRのものではない。いわば高価なトラフの排水溝は、農地の排水に利用するとかの名目で設置して、いわば私有のトラフ排水路ということだろう。
トラフ1個、当時いくらしたか知らないが、2万円では足りないだろうな。100万円や200万円で長さ200メートルくらいの排水溝など設置できない。かなりの高額。
トラフは自治体が別の名目で予算を計上して、あとで調べても分からないように隠蔽したのだろう。
名目的に、誰の所有でもないが、実質JRの垂れ流し排水を垂れ流しにならないようにしている。
本当にうまく隠蔽している。こんなものがあったとは今までわからなかったが、親父のやつ、作られて何も文句言わなかったのかもしれない。たぶん親父に無断で設置したのだろう。
最後のトラフ。コーナー部分は切断している。素人の工事じゃないな。トラフの周りは砂利をきちんと詰めているし、トラフの出口部分のコンクリート管は、コンクリートで固めていたし、出口の別の排水路のコンクリートをきれいに丸穴空けていたし、素人じゃない。
最初は、敷地料契約する相手探しだったが、トラフ撤去になってしまった。もう毎年1円にもならない排水路掃除しなくて済むからいいが。その仕事とんでもない量だ。草刈りまで含めて。