ホールディガーは本来は果樹栽培などで施肥穴を掘るもの。
溝堀機では30センチの深さだが、60センチクラスは大型トラクタで行う。
小型トラクタでも深く掘るならホールディガーだろう。
26馬力に取り付けた。そんなに馬力は必要ない。
オーガ部分は30センチのもの。15センチタイプもある。
さっそく排水不良の畑に掘ってみた。
掘った次の日の状態。掘った直後から水がしみ出ていた。
春先に水たまりになっている部分はずっと水がたまっているように思える。
取扱説明書を読むとPTO回転数が240から300くらいだと。最初エンジン回転数は1800回転くらいだったからかなり速く回っていた。ついに、先端の刃が消失。
エンジン回転数は、1450から1550くらいだろうと思う。この回転にするとまずまずの回転になった。
ちなみに、エンジン1800回転くらいの時、10秒もかからずあっという間に下まで掘ってしまった。
回転計がいかれたので燃料パイプというか、エンジンに言っているパイプにつないで回転を出すものを取り付けた。タイニータック。
石の多いところは100回転くらい落とした方が成績よかった。1450くらい。
もちろん、石の多いところには向かないが、うまく掘り進むことがある。
この畑も洪水で水没したが、アスパラは生きていた。
洪水よりも、雨と曇り続きで乾かない方がよくないようだ。
ホールディガーの取り付けは一番大変だった。トップにつながるフレームを先に取り付けるが、一番最初にオーガを取り外した状態でフレームが水平くらいになるようにロワーリンクの取り付けを調整しなければならないとか。そんなことしなかったから余計大変になった。
取扱説明書はなくさないように。部品図に刃などの品番がある。品番を言えばすぐにやってくる。
刃は3枚使う。先端、両サイド。
先端の刃はボルト1本。石の多いところではナットのほうがこすれるのかどうかして、外れてしまうことがある。
先端部分に草がからむと掘りにくくなる。
メーカーは写真の通り。斎藤農機。