確定申告はそれぞれの農業経営者がそれぞれ行うものだというのが一般的だ。
しかし、農村では「農連」がかかわって農業者の申告書を集めて役所にまとめて申告するというのがある。
もちろん申告書というのはコピーで収支内訳書のコピーだ。
以前、そんなやり方をしたことがあったが、考えてみればなぜ赤の他人に自分の申告書を提出しなければならないのか。
農村というのは保守的でおよそ経営というよりも集団的に感じたものだった。もうそんなやり方はやめたが、自分で収支内訳書をかき込み、収支内訳書から申告書に必要なものをかき込んでやる方が確定申告書の書き方を覚えるものだ。
確定申告書に役立っているのがパソコンとマイクロソフトのエクセルだ。それらは入力しておきさえすれば、収支内訳書の項目の記載はとても簡単にすむようになった。
今年からの帳簿の義務付けが始まるらしいが、確定申告書の提出時に持参しろというのか、よくわからない。見せろと言われれば、エクセルから印刷するしかないだろうな。
手書きは書き間違えも計算間違えもしやすい。エクセルなら金額の項目をドラッグしたらちゃんと合計金額を表示してくれるから便利。