痴呆老人は困った生存だ。
夜中2時過ぎくらいか、老人のやつ寒くて寝床から起きて居間で寝ていやがった。普段着に着替えていたが。なにもかけていなかったのにはびっくりした。ストーブくらい点火したらいいのに。痴呆とは変なところでぼけている。たまたま夜中に小便に起きてソファーに何かあると思って通り過ぎるところ、人の気配のような。徘徊の始まりかと思ったが。シバレタ日にそんなことしたら、朝にはご臨終のほうが楽だったかな?
仕方なく老人の部屋にFFストーブを設置した。カートリッジタンク方式。
まずは穴あけ。こうドリル75mmだったかな、回転タイプのコアドリル。
何か分厚かったな。
向こうは雪。
ストーブはコロナ。
外に排気するパイプは給排気筒というやつ。
人並みの厚さの壁なら、延長とか別個に部品購入する必要なく、届いた箱の中身のものですべて間に合う。
窓の枠から60センチくらい離せとか書いてあったが、つける時に楽だし。
2時間ちょっとの作業。給排気筒にアース線のようなものを接続したり、固定のための金具を取り付けたり、いくつか作業はあるが、穴さえだいたい寸法通りあければ難しい作業はない。
穴の位置は、工事説明書に原寸大で記載している。
穴は、少し高く分にはアンコを入れれば何とかなる。穴は外に向かって2度下げるとか書いてあるが、そんなものわかるか。
なんとかという法律に基づいた製品らしく、登録のためのはがきが同封されている。点検のための登録のようだ。7年後くらいの。
痴呆と言っても、まだらボケというのは、部分的にぼけているからたちが悪い。
設置した部屋は寒いはずだ、壁はコンクリ、ブロックのほかはスタイロホーム。あと一枚何かあったが、日当たりが悪いし。
給排気筒とストーブの接続部分。
給排気筒とストーブ、角度が悪いと奥に差し込めない。給排気筒を動かしてやっと奥まで差し込めた。この部分はストッパーを使う。奥まで差し込めればストッパーがきちんとはまるようにできている。