作土層は実質20センチあればいいほうだろう。その下30センチくらいから黄色っぽい土がある。
溝堀機で掘り進むと、ところどころ負荷が多くなるが、そんなときは水が湧き出てくる。
春の融雪水がたまっていたところも水が消え、溝掘りしても水は出てこなかったのは、うまい具合に水が抜けたのだろうが、下の写真はずっと湿っていた部分。
雨が降れば水かさが増える。
溝堀機での施工は畑が真っ平らならいいが、高低差があると溝の底を水平にすることは実質無理。
水がたまる部分はしょうがないこと。
トラクターが大揺れすると思ったら大きな石があった。
手じゃ持ち上げるのは無理だった。
ちょうど石の脇を掘っていたせいか、大きな揺れだけで済んだが、こんなに大きいとは思いもしなかった。あとでトラクターで引っ張った。
あとは排水。溝の底が水平じゃないから、出口部分は掘り下げた。スコップをはじく石の多さ。つるはしで掘った。
隣の溝はそうでもないが、隣からほんの3メートル程度の幅だが、よく流れ出てくる。
出口の向こう側は軟弱だったが、排水で改善した。
暗渠があれば、深根性の燕麦作付で一発解消するのだが、暗渠がないと時間も手間も金もかかる。
ちなみに、溝堀機のラセン刃の消耗は、いいとこ300メートルで全部交換だったな。石がほとんどないとまだまだ使えるが、石が多いと消耗品代もばかにならない。