草刈丸の欠点は以前述べたように歯と本体構造との間に小石が挟まることだ。
挟まるものは小石だけではない。雨降り後の少し湿った土を削って草取りする場合、その間に土などが詰まる。
物が挟まる部分を改良しない限り、ユーザーに要らない負担を強いる。
湿った土を土削りした後。刈払い機からつながる角度の部分が、狭い隙間を作っている。写真では土がたまっている。その隙間がもう少し広いとか、ないとかすればとても都合がよくなる。
この手のバリカン式アタッチメントは土削りが前提だろう。一般的な草刈りは一般的な刈払い機が適している。この手のバリカン式は、クワの代わりだ。草を土削りで除くことで草の再生を抑止できる点が唯一の利点だ。