今回レビューする3Dブルーレイは、アラフィフアラフォーの方には懐かしい、
ビッケ!(๑˃̶͈̀o˂̶͈́๑)
そう、小さなバイキングですよ。
1970年代にアニメでやっていた小さなバイキングビッケが、2009年にドイツで実写映画化されていたんです。
実写版の登場人物は、みんなアニメ版そっくりw
でも、実写版ビッケがどうしても翔んで埼玉の二階堂ふみに見えてしまうのは自分だけでしょうか?(⌒-⌒; )
3D映画は2011年に公開された第2作目の「ビッケ 神々の秘宝」のほうなんですが、こちらがですね、ドイツ初の3D映画ということもあって、
制作費15億円の超大作!(゚Д゚)クワッ
ドイツではビッケ大人気なようですね!
日本でいうところの怪物くん3Dみたいな感じ?
最近まで知らなかったのですが、アニメのビッケって日本のアニメだと思っていたら、実はドイツと日本の共同制作だったんですね。
アニメのビッケは日本でも大人気でしたが、実写映画版を知っている人は少ないんじゃないでしょうか。
前作でバイキングの仲間と認められたビッケは、他のみんなと一緒に仕事(強奪)へ出ています。
物語の中ではさらりと話されていますが、ビッケたちバイキングの職業はいわゆる海賊なので、他者から物品や食料を強奪することで生計を立てていますw
子ども向けの話でコレっていいの?(^◇^;)
こちらはビッケたちのバイキング船。
今でこそ海賊=ワンピースですが、自分が子どもの頃は海賊=ビッケでした。
この映画は3Dリグでの撮影のため、映像は全編通して自然な3D感です。
が……。
アニメ版とは違い、映画版ではなんか無碍に扱われて報われないチッチ。
今作は他にヒロインが登場するため、さらに影が薄くなってしまいました。
冒頭の強奪先でビッケが「神々の秘宝」のありかを記した手帳を見つけたことから話が進んでいきます。
監督がコメディアンということもあるのでしょうけど、前作も今作も、まるで漫画のようなギャグシーンが多いのですが、
序盤早々、宴の乾杯をした途端に全員が同時にバタンとテーブルに突っ伏すように眠ってしまうという、縁切り村みたいなシーンがありますw
しかも朝まで誰も目が覚めないwww
その間に、ビッケの父でありバイキングのリーダー・ハルバルが、何者かに連れ去られてしまいました。
移動シーンは、紙の地図が立体化して実写に繋がる3Dを生かしたシーンになっています。
のですが、15億円かけたわりに、ポップアップ効果は一部のみ……。
3Dリグでのネイティブ3D撮影なので、全シーンそれなりに奥行き感はあるのですが、なんというかそれが効果的に使われていないんですよね〜。
今回もライバルの海賊スヴェンが登場!
さらに、新キャラのヒロインも!
子ども向け映画なのに、大人を意識したのかお色気的な場面も⁈
CG制作は、アベンジャーズやホビットのVFXを担当したスタジオらしく、雰囲気は抜群!
なのですが、
やはり3D効果が……。
「そうだ、この手で行こう!」のシーンもちょっとショボいw
後半へ行けば行くほどCGシーンが増えて行くので、映像は楽しめましたが……。
ビッケ 神々の秘宝