前回の続きです。






歩き疲れてヘトヘトなので、上がる前に河原にスプールを持ち込んで3種類のスプールを投げ比べてみました。




投げる直前、ベアリングに、

ダイワのフィネスリールベアリング用オイルをさしました。

今回は3.5gのスピナーを使って投げ比べした感想です。
今思えば、チップミノーも投げてみればよかったですね。いずれやってみようと思います。




普段スティーズAIRTWに入れているのは、KTFのKAHENスプール。
標準スプールのエアブレーキ同様の、可変ブレーキを搭載したスプールです。スプールベアリングはKTFのダブルボールベアリングに換装済み。

標準スプールが8.22gなのに対し、KAHENスプールは7.25g。交換すると、とても投げやすくなります。1gの差は大きいですね。

渓流ベイトフィネスの釣りで、2シーズンこのスプールを使ってきました。






比較その1は、中華製のDIYカメレオンスプール

こちらもスプールベアリングはKTFのダブルボールベアリングに替えてあります。

キャストしてみると、KTFのKAHENと全く同じ設定で、さらに軽く飛んでいきますね!
飛距離は1mちょいくらい伸びてるかな? 使っているのが3.6ftの硬めのロッドなので、5〜6ftの竿ならもっと差が出ると思います。

可変ブレーキも同じように効いており、バックラッシュの心配もありません。
予想通り、5.42gという超軽量なスプールが飛距離アップに一役買っているようです!

イメージとしては、標準スプールからKTFスプールに変えたときと同じような違いを感じますね。






比較その2は、RoroルアーAX24スタンダードスプール


AX24は固定ブレーキ。その代わりに、


4.39gと超激軽!(゚Д゚#)



スティーズAIRTWだけでなく、アルファスAIRTW、月下美人AIRTWなど28mmスプール機に対応する替えスプールの中でも最軽量なんですよ。
ベアリングはRoroのセラミックベアリングに交換してあります。


今年発売になった、ダイワの同系列フィネスリールから、渓流ベイトフィネス専用として、シルバークリークAIRTWが発売されました。

シルバークリークAIRTWは、可変ブレーキではなく固定ブレーキを採用しています。
その理由は、どんなキャスト時でも同じブレーキが掛かるので渓流釣りではそちらのほうが使いやすいからとのことですが……。どうなんでしょう?



AX24を投げてみた第一印象は、


ラインがまだ出続けてる!(  ゚ ▽ ゚ ;)エッ!! 


でした。
可変ブレーキの場合は、スプールの回転数に合わせて自動でブレーキ力が変わり、常にブレーキが掛かっている状態ですよね。
そのため、フルキャストからピッチングまで幅広いキャストを同じブレーキ設定でできるのですが、高回転時はブレーキが強く掛かるので、どうしても後半の伸びが無くなってしまいます。

それに対し固定ブレーキのAX24はブレーキが常に一定なので、高回転時にラインの放出が一定以上押さえられません。
後半の伸びが違うので、最後までシュイーンと飛んでいきます!

飛距離はカメレオンと同じ〜さらに1mくらい飛ぶかな?ですが、なによりもキャストフィールが段違いにいいですね!(゚∀゚)



ちなみにAX24スプールですが、発売されたばかりのシルバークリークAIRTWにも取り付け可能だとRoroLureからアナウンスがありました。

月下美人AIRTWとシルバークリークAIRTWのスプールは、糸巻き部分をナロー化したことで飛距離が伸びるようになりました。

しかし、AX24はシルバークリーク純正スプールの半分の重量ですから、ナロースプール化よりこちらのほうが使いやすそうですがどうなんですかね?




投げ比べに使っていたロッドが3.6ftと超ショートロッドなので、5〜6ftの竿を使ったらもっと顕著に差が出そうな気がします。

今度時間があるときに、広い場所でもう少し軽いルアーも投げて比較してみようと思います。



あとは実際に渓流で使ってみてどうかですね(上記は全てフルキャスト時のみの感想)。
近距離を軽く投げるときは、やはり可変ブレーキが使いやすそうな気もしますが……?


※上記はあくまでベイト下手くそな自分の個人的な感想です。
次回テストするときは、ベイトが上手い人と一緒にやりたいなぁ。




つづく