渓流タックル(ロッド、リール)は、シーズンオフのほうがよく売れると、某メーカーの人に以前聞いたことがあります。
奥が標準スプール、手前がアベイルスプール。
ショップの店員さんも、やはりシーズンオフのほうがタックルは売れると言っていました。
それもこれも、釣りに行けず、
物欲が高まるから!(゚Д゚)クワッ
でしょうね(゚-゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)
釣りに行けないフラストレーションは、新しいタックルを買って、来シーズン使っている姿を想像して解消!(°∀°)b
もちろん、オフシーズン中でも冬季釣り場や管理釣り場ではテストできるので、おニューのタックルでそういうところへ行く人もいるでしょう。
自分の場合は物欲というのもありますが、今シーズンの渓流釣りで、けっきょく本当に納得のいくベイトでの釣りが出来ず……。
とはいえ、もちろんベイトの釣り自体はそれなりに楽しんだんですよ。シーズンを通しても、スピニングはほとんど使いませんでしたし。
渓流ベイトフィネス用のタックルは、自分が昔やっていた8年くらい前に比べれば、竿、リール共に選択肢が大幅に増えており、リールに至っては格段に進化しております。
今シーズンはカルカッタコンクエストBFSを購入し(こちらの記事)、いろいろなロッドにつけてみたのですが、普段使用するルアーであれば、何も考えずに投げられるくらいの性能になっていました。
ですが、性能が上がればさらに上を目指したくなるもので……。
完全にスピニングタックルに置き換えた釣りができないものかと試行錯誤したのですが、
アップのミノーイングで、思った通りにトゥイッチするのは無理(ー ー;)
という結論に達しました。
全くできないわけではないのですが(実際やって釣っていますし)、かなり不満なレベルでしかできないんです。
もちろんクロス〜ダウンであればミノーイングに何も問題ないですし、アップもスピナーなら何も不満は感じません。
しかし、求めているのは、スピニングタックルと同じレベルでの、アップのトゥイッチなんですよ。
カルコンBFSはHGモデルですが、最大巻上長は68cm。
ロッドがもう少し長ければいいのかもしれませんが、自分が渓流ベイトで使うのは4〜5フィートくらいなので、やはりこの巻上長では、スピニングタックル(ヴァンキッシュC2000HGSで80cm)と同じ感覚でトゥイッチするのは無理でした。
まぁ、そんなのは無理なら必要なときはスピニングタックル使えばいいんじゃね?とか、スピニングでも時々起こる「渓流アップの釣りでハイギアはいるかいらないか論争」にも関係してきますが、自分の今の釣りのスタイルでは、渓流アップの釣りにはやはりハイギアは不可欠。
あくまでこういう理由があって、アップのミノーイングにカルコンBFSで思った通りのミノーイングができないと言っていますので、その点はお間違えなく。
来シーズンも、渓流ではベイトをメインに使いたいのですが、前述のとおり、今のままではここぞというタイミングでは、スピニングタックルを使わざるを得なくなってしまいます。
これはもう……
アレに手を出すしかない……((;゚Д゚)ガクガクブルブル
アレとはそう、
16アルデバランBFS XG!(o゚▽゚)o
カルコンBFSを買うときにも迷ったのですが、見た目と巻き心地で候補から外したベイトリールです(-。-;
でももう渓流ベイトでトゥイッチメインのミノーイングをするなら、こいつを使ってみる以外ないでしょう。
今回もカルコンBFSのとき同様、初っ端からアベイルスプールを導入です!
どうせ換えるのだから、ノーマルとの比較なんていらんのですよ(ヾノ・∀・`)
スプールを交換しようと思ったのですが、
サイドプレートが開かん!((((;゚Д゚))))
コツがわかれば簡単なのですが、初めは戸惑いますね。
サイドプレートはこう開くので、力を入れてエイっとスライドさせればOKです。
奥が標準スプール、手前がアベイルスプール。
ベアリングは今回もとりあえずそのまま。
ラインは、シーズン後半からカルコンBFSでも使っているアーマードF+プロ0.6号を巻きましたが、コシがかなりあるし0.6にしては若干太く感じるので、このラインだと0.4でもよかったかもしれませんね。
先日の記事にもあったように、来シーズンを待たずに奈良子釣りセンターで使ってきたのですが、
最高でした!(๑˃̶͈̀o˂̶͈́๑)
もちろんロッドの性能も関係してきますが、とりあえずそれは置いておいて話します。
まず、キャストですが、アベイルスプールが入っているのもありますが、
メッチャ飛びます!(°▽°)
しかも、かなり楽に投げられます。
イッセンはもちろんですが、2.4gのザンム33DRもラクショーです。まぁこの辺りはもうFTB搭載のリールなら当然なんでしょうね。
軽量なフローティングミノーも持って行けばよかった。
XGなので、巻きの速さもポイント高いです(°∀°)b
というか、XGでなければアルデバランBFSは買うことがなかったと思います(^^;;
奈良子はそこまで流れのある川ではないので、実際に渓流へ行ったら使用感が変わるとは思いますが、とにかくトゥイッチがしやすいですね!
最大巻上長80cmは伊達じゃない! ( • ̀ω•́ )✧
※上の写真にはザンムが付いていますが、イッセンをアップで投げた感想です。もちろんクランクも使いやすかったです。
カルコンBFSとの差は1巻き12cmですが、想像以上に違いました。
最大巻上長の差もありますが、何より、
自重が130gと超軽量!(o゚▽゚)o
カルコンBFSは200gですから、その差なんと70g! 70gといえば、ほぼロッド1本分ですからね。
ロープロなのでロッドとの一体感も高いのと、軽いためにアクションがつけやすいですね!
渓流ベイトのミノーイングにはもうこのタックルで決定でしょう(•̀ᴗ•́)و ̑̑ぐっ
今回は使用したのがミノーイングに適したアクションのカーボンロッドだからというのもあると思いますが、アルデバランBFS XGとグラスロッドやほかのロッドとの組み合わせでもどんな感じなのか投げてみたかったなぁ(持って行くのを忘れました)。
そんな良いことずくめの16アルデバランBFS XGですが、唯一の欠点は、
巻きごこちが悪い_:(´ཀ`」 ∠):
ことでしょうか?
実はこれ、糸を巻く前に空巻きしたときにも感じたのですが、マイクロモジュールギアのリールに慣れちゃうと、ひと昔前のリールを巻いているような感覚ですね(ー ー;)
まぁ、別に比較しないでこれ単体で使う分には全く気にならないからいいんですが。
まだ数時間しか使っていませんが、こんな感じの感想でした。
スピナーや、クロス〜ダウンのミノーイングならカルコンBFSでも問題ない(というかカルコンの方がいい)ですが、アップだけはXG設定があるアルデバランBFSに軍配が上がります。
スピナーがメインの時期なら、カルコンBFS&柔らかいロッドの組み合わせのほうがいいでしょうから、川の規模や季節、使用するルアーの組み合わせでタックルを考えるのも面白いですね。
来シーズンの渓流釣りが今から楽しみです!(*'▽'*)ノシ
年内に時間があれば、また奈良子にも行きたいですが、さすがに無理かな……(ー ー;)