久しぶりに紙の本を買い、チビチビよむ。
3か月かけて。
わたしは「この世に神がいなかったらどんな世界になっていたのだろう」という
生涯かけて考えたいテーマがある。
この本にはその答えの一部があった。
芸術がいまのように発展しなかっただろう。
西洋絵画は、ほぼほぼ神の歴史とともにはじまっている。
文字を読めない人たちに、神の教えを伝えるために絵を書き、
神の教えを視覚的に伝える。
文字の代わりの手段だった絵画が、書き手によって聖書の解釈や、
イエスの表彰や、ポーズが異なり、そこで論争がはじまる。
あれは、ダメ。これはダメ。
画家の雇い主は、政府と教会。
逸脱した表現をする画家は追放の目に合う。
だが画家たちは、どうしても自分なりの表現を求めてしまう。
そして時代が流れ、画家たちは教会・政府から離れ、
貴族たちの求める自画像を中心とした絵を描き、
それにもうんざりして庶民の人たちが求める絵を書き、
どんどん描く対象が自由になって、現在に至る。という。
「神」は画家たちにとって挑戦しがいのあったテーマだったことが分かった。
それも書き尽くされたら、飽きられちゃうんだけど。
というカンジで、西洋絵画の発展が、流れで分かる、
親切な本だった。
1テーマ、1見開き。223ページ。
これは、この先、なんどもなんども読み返して学んでいこうと思う本。
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いちばん親切な 西洋美術史
- 出版社 : 新星出版社
- 発売日 : 2016/7/15
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 224ページ
