映画 でっちあげ | 正義感が暴走し集団加害になる事例 | 気むずかしい いろいろ

気むずかしい いろいろ

芝居、ミュージカル、落語、映画、
後輩、神社・読書・心理・呪いと祟りも。

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男ポスター

元ネタは、2003年の福岡市「教師によるいじめ」事件

日本ではじめての教師による体罰裁判となり話題を呼んだ。

わたし、覚えてない。

 

母親の訴えを鵜呑みにして民事裁判を起こした「人権派」の弁護士は大谷辰雄弁護士

教師側の弁護士は南谷洋至上村雅彦弁護士。

率先して記事を書いたのは週刊文春、その後を追ったのが週刊新潮。

 

この裁判の後、生徒の両親と市の教育委員会は、賠償金合計770万円を命じた。

裁判の終結は2008年。

この教師は5年間も職を失い、世間からバッシングをうけたのに、

賠償金はたったの770万円!

 

この事件により刑罰を受けた物はだれもいない。

被告の両親も、市の教育委員会も、学校の教頭も、弁護士も、週刊誌も、

だれひとり教師に謝罪していない。

 

両親と教育委員会はお金を払っただけ。

教頭は無事定年。

弁護士は頑なに「正義」を貫いただけだと主張。

文春ほかメディアは訂正報道をしたのみ。

 

人は「正義感」が発動するとドーパミンが過剰に放出されて、

さらに強い刺激をもとめて暴走するらしい。

そして、度が過ぎてじぶんが「加害者」になっていることに気が付かない状態になるのだとか。

 

わたしも正義感強めの人間だから、

気をつけないと、こんな気持ち悪いことになるんだ。

「客観視」忘れないようにしなければ。

 

_______

2025年・日本

原作:福田ますみ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』

監督:三池崇史

脚本:森ハヤシ

出演:綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也、大倉孝二、小澤征悦、高嶋政宏、迫田孝也、安藤玉恵、美村里江、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫

製作:「でっちあげ」製作委員会

配給 / 制作:東映

 

週刊文春で働いてる人って、どんな気持ちなんだろうか。

 

あらすじ(400文字以内):

2003年、小学校教諭の薮下誠一は、受け持っていた男子児童への体罰や自殺強要を理由に、保護者の氷室律子から告発される。この一件を週刊誌記者が実名で報じたことにより、薮下は世間から「史上最悪の殺人教師」として激しいバッシングを浴び、停職処分を受ける。私生活も崩壊し、心身ともに追い詰められる中、律子側は550人の弁護団を結成し、市と薮下を相手取った民事訴訟へと発展する。しかし、法廷の場において薮下は、一連の告発は事実無根であるとして律子の主張を「でっちあげ」だと完全否認。凄惨なバッシングの裏側に隠された、衝撃の真実が明らかになっていく。