映画 映画 隣人は静かに笑う | 気むずかしい いろいろ

気むずかしい いろいろ

芝居、ミュージカル、落語、映画、
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あぁ、これ2回目やと思いながら見る。

 

公開当時、あれへんぐらいの二転三転でのバッドエンドで、

ものすごく話題になった映画。

いまやもうこの手展開は、珍しくない。

 

でも、アメリカ映画は単純な展開が多かった時代、

ここまで複雑構造にしたのはけっこう、大胆な判断だったんちゃうかと思う。

 

この映画は、1995年に起きたオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件にインスピレーションを受けてできている。

168人が死亡し、800人以上が負傷。

9.11以前のアメリカが最もショックを受けたテロ事件だ。

 

この映画では、退役軍人に対する貧困をが動機とされているが、

実際のテロは、白人至上主義やキリスト教原理主義に影響を受けて、反政府行動が

過激化したけっか爆破テロに走ったとある。

ティモシー・マクベイ、27歳での犯行である。

 

実話ベースではないけど、こうやって実際に起きた事件を調べてみようと思う映画は、

いろいろ役に立つなと思うです。

 

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1999年アメリカ

監督:マーク・ペリントン

出演:ジェフ・ブリッジスティム・ロビンスジョーン・キューザック

 

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