映画 ア・ホーマンス | 気むずかしい いろいろ

気むずかしい いろいろ

芝居、ミュージカル、落語、映画、
後輩、神社・読書・心理・呪いと祟りも。

松田優作が、監督した映画。

いろいろオモシロい映画やった。

 

特にカメラワークが実験的で、北野武映画のようだった。

「HANABI」より、こっちの映画が3年前に公開されているから、

北野武はこれに影響をうけたのかな。

 

長尺ワンカットに、ながめの無音のシーンに、無表情。

「ターミネーター」を想像させるちょいちょいもあったけど、

なかなかおもしろかった。

 

ポール牧の存在感たるや。

高い声色と、みょうちきりんな喋り方で、卑怯な手をつかうヤクザの組長を演じていた。

いい味がでてたなぁ。

 

若いころの石橋凌、かっこよすぎた。

 

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1986年日本

原作:狩撫麻礼たなか亜希夫(漫画)

脚本・原作:松田優作

出演:松田優作、石橋凌、手塚理美、ポール牧、阿木燿子小林稔侍石橋蓮司

 

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あんまりにも忙しくなってきたら、捨てるものがある。

配慮と忖度。

 

早く答えが欲しいから、いろいろショートカットして答えを出せるエライ人に直接聞くし、

わたしのスピードに付いてこれない人は、放置する。

 

長年しごとして、3年に1回、殺人的に忙しくなると、

わたしはよく、面目をつぶすし、無礼を承知で無礼な発言するし、分かったうえで人を傷つけてるなと、

ようやくこの年になって分かってきた。

 

最近、ホリエモンのYoutubeをみて、

わたしもコッチ側の人間だなと思う。

あんなに知識量は多くないし、頭もよくないけど、

自分が正しいと思ったら、少々、誰かを傷つけても、合理的な判断を優先してすぐ行動する。

 

この人のコト大っ嫌いだったのに。

 

全社員向けチャットに、法的見解の判断を質問したら、

直接、社長から返事があった。

投稿ぐに2人の管理職から心配する電話がかかってきた。

 

「社長から返事あるって思わへんかったやろ?あんな投稿したら本部がなんもやってないって思われるやんか」

と言われたが、

「法的判断やから、社長が返事するの当然ちゃう?むしろ、それを期待してチャットしたし。即答やったから、新社長、まだマシやで」と鼻で笑ってやった。

 

「そんで、今、クソいそがしいねんから、こんなしょうもないコトで、電話してこんといて!」と電話相手にキレといた。