舞台 欲望という名の電車 気合の入った若い女子が群がる | 気むずかしい いろいろ

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会社の20代女子、3人を連れて行ってきた。

 

沢尻エリカは、復帰初仕事で、舞台初。

舞台演技という面では、3時間半という長丁場にもかかわらず、

長台詞を淀みなくスラスラと口にして、

37歳にしてのあの華は、やはり別格の者があった。

だが、セリフを喋るのに精いっぱいで、舞台演技という点では、まだまだのような気がする。

 

しかし、客層が30代女子でたくさん埋め尽くされていたので、

今後、彼女は引っ張りだこだろうと思う。

あとは、役にどれほど幅を持たせられるか。

 

連れて行った女子3人も、沢尻エリカと伊藤英明という青春時代のスターみたさで来たこともあり。

 

演劇が高齢者好みに偏らないためにも、

若い観客集めは、必要だと思う。

 

同時期に開催されている香取慎吾主演の「テラヤマキャバレー」は、

満席になっていないコトもあり、華のあるスターをいかに使うか・・・。

 

伊藤英明は、最初から最後まで下品で、女の扱いが酷く、最低な男だった 笑。

クズのまま、よう演った。

 

そして清水葉月が、粗暴な男の妻として、キチガイな姉を優しく包み込む、

仏のような女を好演していた。

ま、実際、あないな女、1万人に1人ぐらいしかおらんだろうけど。

 

女子たちの感想は、あんな優しすぎる女が、なんであんなクズい男と結婚する?

眼、くさってんちゃう?と、素直に憤慨しておった。

 

福田転球さんは、久しぶりの青木さやかとノビノビ演技しており、

高橋努は、純粋で素朴な青年を肉襦袢をきて好演。

 

青木さやか、伊藤英明、沢尻エリカは、

大声を出す役どころのせいか、声がカスカスしているのが、残念だった。

 

あと、カーテンコールの時、

沢尻エリカが観客に手を伸ばしたものだから、さぁ大変。

女子がわんさか前にあつまり、収集がつかへん状態になっとったわ。

 

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2024年2月25日

@森ノ宮ピロティホール

 

作:テネシー・ウィリアムズ
翻訳:小田島恒志
演出:鄭義信
出演:

沢尻エリカ
伊藤英明
清水葉月 高橋努 青木さやか 福田転球 中村まこと 久保酎吉 うらじぬの 青木瞭
五味良介 丸山英彦 山村涼子 平岡 亮 松田佳央理 安野 澄

 

音楽:久米大作
美術:石原 敬
照明:増田隆芳
音響:藤田赤目
衣裳:半田悦子
ヘアメイク:宮内宏明

 

企画・製作:エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ

協賛:アイセイ

 

 

わたしの悪い癖だけど、そろそろ20代女子と遊ぶのやめようと思う。

やっぱりどうしても、会話が物足りない。思慮が物足りない。

 

そろそろ、もうえんちゃうかな。

 

とりあえず、阿川のカレシのホストに3月中に、

なんらかの設定をしたうえで、遊びに行くようにそそのかしておいた。

そのホストレポートをきいた後、身を引こうかと 笑。