映画 MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない | 気むずかしい いろいろ

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マキタスポーツ、ものすごくいい演技するなぁ。

ちょっと気の弱いおじさんだけど、若者の気持ちにも寄り添ってくれる、柔軟なおじさん役がめちゃ自然だわ。画面に出てきた瞬間に、存在感をだしてくるバイプレーヤーになっている。ええなぁ。

 

この映画、めちゃ好きやわ。

ここのところ辛気くさい邦画や、バカばかしすぎる邦画をみていたから、このしっかりしたコメディー感と、王道のコメディがものすごく気持ちよかった。

 

そして俳優陣がめちゃいい演技。失礼ながらマキタスポーツ以外の俳優をまったく知らなかったのですが、舞台出身者が多いのか、セリフまわしがとても自然でよい。ヨーロッパ企画のような、安定感が。

 

小さな広告制作プロダクションではたらく若者たち。新商品のコンペが週明けで、代理店の担当者から過酷な要求が次から次へとやってきて、アップアップな社員たち。あぁ、また徹夜かーとか。彼氏とのまた約束ドタキャンやなとか。また土日つぶれるー。とか、共感しかない社畜人生をおくっている社員たち。

 

主役のプランナーの吉川(円井わん)が、ひっしでコンペ資料を作成しているところ、後輩から「ぼくたち、おなじ1週間をなんども繰り返しているんです」と、突拍子もないことを言いだした。仕事が山積みなのに、なにアホなことヌカしてんねんと相手しなかったが、窓に鳩がぶるかる瞬間、記憶がよみがえりたしかに繰り返していることを実感。1週間をなんどもやりなおすうち、コンペ資料の精度があがっていっているところがスゴイ。めっちゃ前向き 笑。

 

さすがに、このループから抜け出さないとヤバイだろうとなり、このループの原因は社長(マキタスポーツ)にあるんちゃうかと。社長は来週50歳になる。年をとることに抵抗を感じている社長の執念が、永遠に50歳にならんようにループさせてるんちゃうかと。

 

そこから一人一人、社員を説得して仲間に引き入れ、なんやかんやあって、社長が大昔にかいた漫画を完成させることに 笑。仕事そっちのけで、事務員さんも巻き込んで、社長に内緒で漫画を描くという・・・。

 

これ、めちゃくちゃおもしろい。そして現実的なオチ。そして、社畜の絆。社員みな、いざとなれば協力しあう仲の良さとか、ものすごく懐かしい感じがした。

 

円井わんが、すごくいい演技するねん。上昇志向がつよくて先輩たちをどこかバカにしてる30前の女子を、力まずに演じるのすごく難しいと思うのだけど。ものすごく自然に演じて好感度高し。

 

 

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2022年日本

脚本:夏生さえり・竹林亮

監督:竹林亮

出演:円井わんマキタスポーツ長村航希三河悠冴八木光太郎髙野春樹

 

 

▼あっという間におわった

 

 

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<今日のいちまい>

今日も調子が悪いので、休んだった。

久しぶりに田中耳鼻咽喉科へ行き、上咽頭治療をしてもらう。鼻とノドから綿棒をつっこんで、上咽頭の炎症部分に薬液を塗りたくる。所要時間30秒。2時間待ち。

 

約4カ月治療をさぼってたから、きょうはめちゃんこ痛い。いつも30分たてば痛みはおさまるのに、今日は5時間たった今も、めちゃくちゃ痛い。明日にはなおってたらいいな。肩こりもマシになったらいいな。

 

明日はやっぱり整体に行こう。

 

そして今日の夕方、ジャニーズ問題を検証したチームの発表があり、メディアの姿勢にも問題があるとはっきり言うた。なのに、各局の報じ方は甘い。“犯罪”という言葉の対である、“逮捕”という言葉がない。

 

ジャニーズ事務所は、今後どのような対応をするのでしょうか?

じゃなくて、隠蔽した人、子どもたちに我慢させた人、これ犯罪ちゃうの?切り込みが甘いし、言葉選びをしすぎてる。

ジャニー喜多川は、死んでいるが、幼児強姦で書類送検されてもおかしくない犯罪者やん。日本の警察、動かんの?

 

普通の企業なら事業解体でしょ。社長が性犯罪者で、会社ぐるみで隠ぺいして、そんなん反社やん。反社となにがちがうねん?