ドラマ 微笑む人 なにを考えているのか分からない松坂桃李 | 気むずかしい いろいろ

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録画ストックから。

「VIVANT」の松坂桃李をみたら、久しぶりにこれをみたくなった。

 

「本の置き場がほしかったから、妻と子供を殺しました」という、サイコパスなのだが、いたって普通のエリート好青年役。

本を愛し、正義を愛する。他人の命が、雑草レベルでどうでもいいと思う、男なのだが見た目と、コミュニケーション力もいたってイケメン。

 

そんなイケメンが起こした妻子殺害事件の真相を取材するのが、尾野真千子演じる専業主婦からの復帰記者。イケメン犯人とは、子どもの幼稚園が同じで、顔なじみでもある。あんなイケメン好青年が人を殺すわけない。だれかの犯行をかばっている。百歩譲って、殺したとして、よほどツライ思いがあったのだろう、と。しつこく取材をして、面会もするのだ。

 

この何を考えているのか分からない男を、じつに自然に演じてている松坂桃李は、おもしろい俳優。演技に力はいってないし。ヘンにつくっているわけでもない。阿部サダヲ主演の「死刑にいたる病」も彷彿させる。

 

松坂桃李、やっぱりすきだな。

 

とある回想シーン。

得意先からの伝言を伝え忘れたてすみません!と謝る後輩社員に、松坂桃李が小さい声で言う。

「え”ーーーーっ。つぎやったら、死ぬよ」

 

この表情と、間と、声のボリュームが最高にこわくて、得体の知れなさを増大させる。いい役者やな。

 

 

▼刑事役の転球さん、よかったのに、やっぱり露出があんまりないの残念。

 

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2020年日本

原作:貫井徳郎

脚本:秦建日子

出演:松坂桃李尾野真千子生瀬勝久福田転球田中要次阿部亮平

 

 

 
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日本のスポーツマンは、ドラッグ中毒。
音楽フェスは、チカンの巣窟。
エンタメのカリスマは、未成年連続レイプ魔。
 
ニュース番組で、そんなにしつこく取り上げんでよくないか。
一般ピープルに、まったく影響ない。
個人的に注意しようがない。
 
汚職、殺人、事件事故、自然災害とか。
一般ピープルが日々の生活をするうえで、気をつけなければならないニュースがもっとあるはず。
 
そして、最近もっとも腹が立つのは、知らん人の乳揉む行為を“セクハラ”と言うコト。
 
日本のニュース屋、そろいもそろってバカなん?バカばっか?
 
深刻な顔してニュース読んでる女も、バカなん?おまえらも、女ちゃうんか?“セクハラ”ってなんやねん。しょせん、男がつくった原稿を読んでるだけなん?
通りすがりに乳揉まれて「あなた、セクハラですよ!」と叫ぶか?
「おいこら、チカン!」って言わへんのか?
 
なにが“セクハラ”やねん。
「XXちゃんって、彼氏おんの?」っちゅう無神経な質問してくるそこらのオッサンと、同罪やと思うてんのか?
 
バカなん?バカなん?バカばっかりなん?
“セクハラ”っちゅう言葉で、マイルドに丸めんなや。
こんなんやから、日本のニュースに失望するんや。

 

そんで兄ちゃんたち「不快な思いをさせてしまい」って、なんやねん。「不快」程度でおわらんぞ。

「卑劣で、下劣な行動をとってしまい」って言え。