面談 | 気むずかしい いろいろ

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上長と、上期の面談。

 

とある事故があり、上長が束で降格になり、わたしの直上長も降格となり同列社員になりさがった。

 

という報告を、面談でされた。

 

この上長がめちゃキライな人なので「あー、そうですか。じゃ、ま、がんばりましょう」とだけ言うのが精いっぱいやった。

 

「すごい同情してほしそうに報告してくるんやけど、キライな人やから“残念ですねー”も、“お世話になりました”も言う気がせんで、“あー、そうですか”としか言いようがなくて。本心“ざまーみろ”やから、ギリ、大人対応したりました」

 

と、元上長の江石に話したら「こわー」って大爆笑された。

 

本音をいいすぎて驚かれること多いけど、本音ってどう隠すのが正解なんかいまだに分からん。クライアントの接待では、なんぼでも歯の浮くことはいえる。接待では、本音を隠すでなく、“嘘をつく”行為だから、あらかた台本は頭にあるし、偽物の自分を演じたらいいだけだから、張り付いた笑顔でなんでも言える。素敵でもなんでもない人に、「そのはなし、めちゃ素敵ですね」とぜんぜん言える。ちょいちょい「もしかして、アホですか?」とも言うけど。

 

だけど上長も、先輩も“嘘をついて”持ち上げても、おもしろい仕事が回ってくるわけではない。仕事がラクになるわけでもない。わたしにとって、トクはゼロ。評価と給料に影響あるが、自分を偽ってまで得る価値はない。だから、思ってないことは言えない、を貫いている。

 

ようこんなカンジで30年働けたなと、まわりの忍耐に感謝。