舞台 薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還- あまりにもたくさんのプレゼントシーンにイチコロされた | 気むずかしい いろいろ

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あぁ、もう!

仕事のトラブル抱えてない状態で、観たかった~!

あまりにも、天海祐希のサービス精神がすごすぎて、みんな天海祐希にイチコロされたんじゃないだろうか。

2階席で豆粒鑑賞だったけど、イチコロされてしまった。

 

まさに“スターの風格”やった。

それにくわえ、あの男装姿のカッコよさったら、もう・・・。

ひぃ~~~!という悲鳴が、あっちこっちの席でわいてた。

宝塚時代をしっている人にとって、宝物の瞬間やったろうな。

 

宝塚時代しらんでも、あの登場シーンの後ろ姿のカッコよさに惚れ惚れしたし。

オペラグラスでみるか、生眼でみるか、めちゃオロオロしてしまったで。

それに男役キスシーンまで・・・。

 

客へのプレゼントが、デカすぎるやろう。

受け止めきれず、ポロポロおっことしそうで、もったいなさすぎる。

そんな中、アホ面メイクして奮闘していたのが早乙友貴。

豆粒鑑賞やったけど、殺陣のシーンではすぐに早乙友貴やとわかる速くて美しい剣さばき。

石田ニコルも個性派ぞろいの劇団員に囲まれながら、埋もれず奮闘していた。

 

ほかの若手ふたりは、完全に埋没してたと思う。わたしの感想ではね。

 

シャルル王子こと、浦井健治がまたゾンザイな扱いで、映像だけなのにこないにインパクト出して・・・おいしすぎる。

 

とにも、かくにも最高すぎる芝居やったし、久しぶりの劇団☆新感線フルキャスト!橋本じゅんがいなかったのは寂しかったが、大満足のTHE 劇団☆新感線の芝居だった。ずっと、これが観たかったんや。

古田新太はもう、劇団☆新感線では主役はやらないと言っているが、主役でなくていいからフルキャストでの芝居がもっともっとみたいー。

 

ほんまにおもしろかった。

「なぜ戦争は起こるのか」という今のロシア対ウクライナを彷彿させる設定ではあるが、万時まるくおさまるハッピーエンド。ちょいちょい「人はなぜ人を殺めるのか」という強いなげかけもあるが、印象を残しながらも、重たく深くしあげないハッピー感が、劇団☆新感線ならではやなと思う。

 

天海祐希のたくさんのプレゼントシーンを思い出しながら、

しばらく現実の難局をのりこえよう。

 

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2022年 劇団☆新感線 42周年興行・秋公演 SHINKANSEN☆RX『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』

2022年10月15日

@フェスティバルホール

作:中島かずき
作詞:森 雪之丞
音楽:岡崎 司
振付・ステージング:川崎悦子
演出:いのうえひでのり
出演:古田新太 天海祐希/石田ニコル 神尾楓珠/
高田聖子 粟根まこと 森奈みはる 早乙女友貴 西垣 匠/生瀬勝久

 

 

 

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あぁ、どえらい責任の仕事を抱えてしまった。。

眠れん。

 

そして、ここだけの話もたくさん聞きすぎた。

ゲロ吐きそう。