映画 ビースト(韓国映画) 欲望のままに生きることは、自殺と同じである | 気むずかしい いろいろ

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白石和彌 絶賛!という謳い文句につられて、みてしまったのだが、

登場人物と要素がおおすぎて、途中でついていけなくなってしまった。

 

同じように、いろいろてんこ盛りだったガイ・リッチー監督の「ジェントルメン」では、うまくまとまって混乱なかったのに。

 

・麻薬マンション

・いつ裏切った

 

この2つが、わたしの混乱をまねいた原因。

 

少女殺しの犯人が、麻薬マンションの住民という設定が、いちばんややこしかった。てっきり、麻薬もやってる犯罪者が、少女殺しの犯人でもあり、死体をバラバラにするのは、臓器売買やらの組織犯罪やろうなと。これをしばらく勘違いしたまま物語をみてしまった。

 

“一斉検挙”っていう言葉も、混乱の原因やったな。犯人ふたりに、あないな数の刑事用意する?

 

そして、最後にまた疑問が。「いつ裏切った?」というチョン班長の最後のセリフ。

ハン班長がいつ裏切ったかは、重要なポイントなのだろうか。

 

元相棒で、何かがあって仲たがいし、まったく信頼してない二人という設定。その二人が課長の席を狙って焦っている。二人の刑事に“正義感”の“せ”の字もかんじない。ならば、足の引っ張り合いしてもおかしくないでしょ。課長昇進のエサをまかれた時からやん!と、観客としては思う。

 

ま、とにかく、わたしの頭は混乱しっぱなしの映画やった。


 

欲望のままに生きることは、自殺と同じである。

 

チョン班長はカラダが死んで、ハン班長は心が死んだ。

ただの獣なら死なないけど、人間が獣化すると死んじゃうんだね。

 

人間やめて、猫になれるなら獣になりたい。

 

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2019年韓国

監督:イ・ジョンホ

出演:イ・ソンミン、ユ・ジェミョン、チョン・ヘジン、チェ・ダニエル

 

 

 

 

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<今日のいちまい>

最近、からみ酒が酷い、会社関係者がいて、

業績悪化が彼の人格をかえちゃったんだろうなと推測。

 

月曜日は後輩の女子が泣くまで完全否定し、

金曜日は後輩のおっさんに、意味なく絡んで一触即発。

 

だから会社関係者のたまり場でのむの止めようと言うてるのに、

みなこぞって行きたがる。

お店の人は大好きなんやけどな。

 

もう本当に、先はDV野郎ちゃうかと思うほど荒れてんねん。

そんなことしても、売り上げあがらんのに。

頭いいのに、頭わるい。

 

ひく。