北欧ドラマ ハント・フォー・キラー 狂気の呼び声 | 気むずかしい いろいろ

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スウェーデンの南側にある大都市マルメで、実際に起きた連続殺人事件をベースにしたドラマである。

実話の殺人鬼の話をベースにしたドラマや映画は大好物なのだ。

そして、北欧独特の灰色がかった空が広がる景色をみるのもすきなのだ。

 

 

1989年、少女が友達の家に遊びに行くとでかけてから、行方不明になった。ボランティアをつのり町をあげて少女をさがしたが、遺体で発見された。その頃、スウェーデンの警察署は、不景気のため署長に元弁護士をむかえ、大改革が行われていて、とんちんかんな刑事が担当になり、事件は一向に解決せず。

 

事件の解決率が高い刑事ペレは、担当を希望するも、署長に煙たがられて他の殺人事件の担当となる。が、売春婦が殺された事件を担当したが、少女殺害事件との接点もみえてくる。合同捜査を願い出るも、申請!申請!予算!予算!で、捜査をなにかと妨害されてしまう。上司にね。

 

そんなカンジで、もたもたした捜査をしているうちに、次々と殺人事件が起こり、犯人から挑発するような電話があっちこっちにかかってくる。捜査は難航に、難航し、ようやく逮捕できたのは2004年!

 

猟奇殺人の卑劣さだけでなく、スウェーデン社会が変わろうとしている政治的背景もふくめた、社会ドラマが中心になっている。

 

なのだが、正直、猟奇殺人的な掘り下げは浅い。逮捕された犯人は、自白せず、刑務所内で自殺してしまい、真相は闇の中。猟奇殺人のだいご味である、犯人の心のゆがみや、どこに高揚するのかなどの動機がいっさい描かれてなくて、消化不良。

 

刑事に、年間計画だの、目標として思い浮かぶ言葉についての話し合いだのを強要した、あの方針はどうなったんだろうか。まーまー、おかしな方針だった。

 

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2020年スウェーデン

監督:ミカエル・マルシメーン

 

 

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<今日のいちまい>

きのうは、あそび上手な先輩お兄さんがたと、京都呑み。

おいしいお店を、いっぱい教えてもらった。

 

10年ぶりにあう一人は、58歳で再婚相手との間に第一子ができて、

もうすこしで定年で・・・。

凄いことになってた。

 

じぶんより年上の人とのんで、こんなに楽しかったの久しぶりかも。

余暇に、趣味をめっちゃ楽しんでる人は、おもしろいわ。

仕事の話せんでいいから、めちゃ楽しかった。

ありがとうございます♪