アクションスターになることが、子供のころからの夢だったヨニ。オーディションを片っ端から受けるも、もひとつ個性がないやらで役を獲得できず。スタントウーマンとしてようやく仕事にありつけ、辺鄙な田舎町のロケにたどりつくも、パラレルワールドにトリップしてしまい、その世界では鬼剣士としてヒーロー扱いを受けるのだが。
ま、よくも悪くもB級映画だったな。半分見たところで、集中力がとぎれてしまい。
なんかあんまりアクションシーンに個性がないというか、惹かれるものがなくて。パラレルワールドで繰り広げられる金持ちと、剣の師匠と、その継承者との関係が、さっぱり分らんくなってきて。もうエエかなとなって、ながら見してたら終わってたという始末で。
「The Witch/魔女」のようなキレを期待してたのだけど、B級コメディアクション映画やった。仕方なし。好みの問題ね。
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2020年韓国
脚本・監督:チョ・バルン
出演:アン・ジヘ、イ・ミンジ、パク・テサン、チョ・ソンギ、イ・セホ、ジョンホ、パク・インス、イ・ダヨン
▼どっちでもええかな。
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<今日のいちまい>
とある町で、回転ずしをたべておりましたら、
テーブルに産まれたてのようなGが、あいさつにきてしまい。
ギョッとしたのだけど、大騒ぎすると、まわりのお客さんが食べ続けられなくなる。
まん防明けて、がんばろうとしてはるのに、ダメージが出てしまう。
と、知らない他人のことを瞬時に心配してしまい、ぐっとこらえることに。
でも、退治してほしいから
「すみません(小声)。コレをちょっと、どないかしてもらえますか?」というたら、
せっかく小声でいうたのに、女スタッフが「ぎゃっ!」と叫んでしまったが、
平然とした顔で、男スタッフに目で合図したら、若い子もギョッとしてアカンで、
年配者がいそいでつまんでよけてくれた。
「席、よそに移ってください」と小声でいわれたが、
どこに移ろうが、出るもんは、出てまうからな・・・と席を移動するメンドクサさが勝って
「えーですよ、別にこのままで」とかえしてみた。
Gに動揺せずそのまま居続けたわたしは、ちょっとした変態に思われたかもしれん。Gごときに動揺したくなかったから、さらに注文もしたしね。やっぱ、頭おかしい人と思われたかもしれん。でも、一生会うことないから、別にいいし。
生まれたてで小さな半透明なGは、ちょっとかわいかった。目がクリクリしてた。
よくよく考えたら、アジア旅行していた時は、得体のしれない虫はベッドにおるし、
大きなトカゲとシャワー浴びたこともあるし、大蛇を蛇にまきつけたこともある。
“生き物”と思えば、けっこう平気。
住んでいる部屋にGは出ないが、カメムシ、カナブン、死にかけのセミがよく入ってくるから、
つかまえて殺さず逃がすことの方が多い。カメムシは大変やけど。
Gもムシの一種やと思えば、どうってことないんよね。
総評すると値段の割に、そないに美味しいお寿司とはいえんかったけど、
がんばろうとしてる人を、この時期、大切にしたいと思うた瞬間だった。
人のことを心配してる場合じゃないのに(泣。