井上芳雄 by MYSELF ライブ | 気むずかしい いろいろ

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芝居、ミュージカル、落語、映画、
後輩、神社・読書・心理・呪いと祟りも。

ゲスト:濱田めぐみ、坂元健児、ジャンポケ斎藤

・10月のコンサートは抽選からはずれたから、1年ぶりのライブ。やっぱり生歌は全然違う。デジタルは人の耳に聞こえない領域の上下をカットしされるらしい。人の耳に聞こえないけど、心が動く領域もカットされている気がする。声の奥行きがぜんぜん違う。

・この人は、本当に心からステージを楽しんでいるんだなと実感した瞬間があった。2幕の後半、ジャンポケ斎藤とレミゼのパロディを演じた後、汗をぬぐいながら「いやぁ、本当に楽しい!」と笑いながら言ってた顔が、本当に楽しそうで驚いた。ほぼ4時間という長丁場。喋って、歌って、会場を練り歩いて、すごい体力を消耗しただろうに、本当に楽しそうだった。

・2幕開始、のっけからSONGSで着てたエリザベートのトートの衣装を着て「最後のダンス」を。その流れから濱田めぐみが登場し真っ赤なドレスで「私が踊る時」をデュエット。涙でそうになった。これは来年の夏はエリザ再演かと期待してしまう。ただ、最後のダンスで高音域避けてたんだよな。あれが聴きたかった。。。。

・濱田めぐみと坂元健児が劇団四季時代以来、20年ぶりにデュエットしたライオンキングの「愛を感じて」。芳雄くんが客席で聴きたいと言い出し、斎藤さんと客席へ。私の席の2席後ろに座って、超まじかで観れた。FCでも間近でみれるけど、また違った見え方だった。かっこいいわ。

・去年はしっとりとした歌が多かったように思ったのだが、今年は「幸せのピース」にあわせて明るめでハッピーな歌が中心だった。風のオリバストロ聴きたかったな。

・坂健さんの「蕾」と「奏」のくだり、ノリ突っ込みながかった(笑)。

・はじめての試みコント。坂健さんの昨年ライブのネタをベースに披露。学芸会みたいで微笑ましかった。

・芳雄くんが1階席を練り歩き中、途中で笑い出したから、なに?と思ったら客席に万里生がいて、芳雄くんに猫耳と猫手袋、しっぽを付けてた。芳雄くんは笑いながら万里生の膝の上に座り「なにやってんだ、まりおー!」と言いながら、あれこれつけられて「許可はとってるじゃないよ!」とマイクが持ちにくいと言いながら笑いながら唄ってた。去年よりだんぜんリラックスしてる感じで見てる側も楽しかった。

・10月のライブは3時間45分になってライビュは途中で切れるし、関係者の延長費で結構な追加のお金がかかったようで、反省して1幕は駆け足で進めてたのに、2幕で濱めぐさんとの会話が盛り上がって、途中でどうでもよくなったよう。結局、3時間45分になってた。アンコールはアカペラの人たちと2曲歌ってた。

・来年の夏公演の発表がまだなく。何を演じるのか。知念里奈がレ・ミゼでツアーに出るから、育休とるのかな?とか思ったり。10月に組曲虐殺あるから景子は9月からとして、短めの公演しかできないな。

・なんにしても、全力で歌って、喋って、笑っての約4時間。本当に楽しい時間だった。ジャンポケ斎藤さんがジャンバルジャンを唄ってる最中、本当に楽しそうだったし、お客さんも歓迎してたところがこの人の人柄を表してるなと。

やっぱりこうやって年に1回はライブやって欲しいな。この人の歌を聴くとしばらく幸福感が続く。幸せな時間だった。ありがとうございます。

 



セットリスト
<第一部>
Jumpin’ up by MYSELF(11月ver.)
人生は夢だらけ
Waving Through a Window
瞳がほほ笑むから
雪の華
蕾→奏 メドレー
愛しかないとき
わせねでや
幸せのピース

<第二部>
最後のダンス
私が踊るとき
ハクナ・マタタ
愛を感じて
Change In Me
ひそかな夢
ナイツ・テイル メドレー
ひとかけらの勇気
彼らの心は天国に
対決
Thank You For The Music
君の瞳に恋してる

<アンコール>
Oh Happy Day → Joyful Joyful メドレー
幸せのピース(コーラスver.)

https://www.tbsradio.jp/323396