こんにちは。珍しく更新の早いけいじです。
前回は「大ブレイクお祭り少年(小学校編)」
と題して、小学時代の運動会のお話をしました。
今回は「大ブレイクお祭り少年(中学校編)」と題して、中学時代の体育祭のお話をします。
いつも悪事を働かせ、その都度成功していた僕・けいじ。(「よこいvsラブレター」
参照)
ときには先生も利用していた僕。(「闇の契約」
参照)
でもこの世に完璧はありません。失敗もあります。今回はそんな一面も覗けるお話です。
無事小学校を卒業し中学生になったなおや、よこい、けいじの3人。
3人はスクスクと成長し、中学3年生となった(・∀・) (展開速いけど当時15歳)
3人は3年5組。同じクラスとなった。
ここで3人が目立てることと言ったら…、そう体育祭。
学力では全く目立たない3人。笑 目立てるものがあるとしたら学校祭とか体育祭とかしかないのである。
(マラソン大会は中学2年生のときに廃止となり、僕らの大切な活躍の場は奪われてしまった。涙)
そこで体育祭。体育祭は1年間に2回あった。
まずひとつは球技大会。もうひとつは陸上大会。
球技大会はクラス対抗のサッカー。楽勝であった。
攻撃・中盤・守備の順にけいじ・なおや・よこいがいたので労せず勝つことができた。
問題は陸上大会である。
100m、200m、400m、1500m、走り幅跳び、走り高跳び、砲丸投げ…。
各競技にクラス代表が男女2人ずつ出てポイントを争う。上位から高いポイントを取ることが出来る。
こうして1組~5組の間で、総合ポイントを争って学年チャンピオンのクラスを決めるのである。
こういう祭りごとに、すぐに燃えるお祭り阿呆がいた(・∀・)
よこいとけいじである。(なおやは意外とクールである。笑)
実はこの陸上大会、クライマックスに、
全校が盛り上がる重要な競技があった。
よこいとけいじが大好きな競技である。
前回の記事
を読んでいる方にはわかると思うのですが…、そうリレーです。笑
しかもこのリレー、ただのリレーじゃない。
クラスの代表者だけでなく、
クラスの全員が走らなければならないリレーなんですね。
僕の時代は1クラス約30人でした。30人が100mずつ走る。
30人×100m=3000mリレーです。
これを5クラスが一斉に走ってトップを争うわけです。
ぶっちゃけこの競技でトップを取ったクラスが、学年チャンピオンになれるんです。
変に燃えるけいじとよこい(・∀・)ゴォォォ
↑リレー大好き
陸上大会が始まる1週間ほど前に、このリレーの走る順番を決める人を選びます。ホームルームにて。
学級委員:「誰かリレーのオーダーを決めてくれる人いませんかー?」
けいじ :「ハーイ(・∀・)ノ ヤリマース」
…てなわけで、当然のように僕がオーダーを決める人になりました。
このリレーのオーダー、馬鹿にしちゃいけません。なにせ30人も走るんですからね。
この駆け引きが重要なカギを握るわけです。
リレーのオーダーが、リレーの全てであると言っても過言ではありません。
で、けいじはよこいを呼ぶ。作戦会議である。
けいじ:「よし、リレーのオーダーを決めるぞ」
よこい:「おう。どんなふうに勝ちにいく?」
けいじ:「そうだな…ここはひとつ『劇的に勝つ』ってシチュエーションで行こうではないか(・∀・)」
…少々趣旨がズレている。
よこい:「おお!いいねぇ。ってことは足の遅い奴から順番に出していくか?」
けいじ:「そうだな。基本的にはそれでいこう。でも、それだけではつまらんな(・∀・)」
よこい:「うむ。途中で追いつきそうなんだけど追いつけないっていう歯がゆいドラマも欲しいな」
けいじ:「そうそう。序盤は圧倒的にビリなんだけど、中盤は追いつけそうで追いつけない」
…すでに脚本家気取りである。
よこい:「で、終盤で足の速い奴を立て続けに出して、一気にトップ争いにでる(・∀・)」
けいじ:「激しいトップ争いの末に、最後の最後でトップで5組がゴールイン♪…ってのはどうだ?」
よこい:「いいねぇ~(・∀・)ドラマだドラマ」
こうして2人は(・∀・)こんな顔してオーダーを練った。
たぶん2、3日間の昼休み時間をこれに費やしたと思う。阿呆である。
こうして出来上がったよこい・けいじの珠玉のオーダーは3年5組に発表された。
よこい・けいじによるドラマ仕立てのオーダーは…以下の通りである。(序盤・中盤・終盤の3つで構成)
序盤(10人):足の遅い人が走る。
(ぶっちぎり5位。ビリ。周りの人に「もうダメだ!」と思わせる)
中盤(15人):足の遅い人と速い人を織り交ぜて走る。
(徐々に4位との差が縮まり、追い越せそうで追い越せないドラマを演出。ここはなおやにがんばってもらう)
終盤(5人):足の速い人が立て続けに出る。
(よこいが走って一気にトップ争いへ。場内は興奮の渦へ。最後はアンカー・けいじにバトンが渡ってトップ奪取にてゴールイン!!)
…素晴らしい脚本ができた。2人とも満足げである(・∀・)
(てゆーか、けいじはここでもオイシイところ(アンカー)を持っていった。ヒーローになりたかったのだ。笑)
こうして迎えた陸上大会当日。
天気は快晴。競技は滞りなく進んでいった。
個人では、よこい・けいじはそれぞれ走り幅跳びと400mを、3年連続で1位を獲得した。上々である。
…と、ここで問題発生!!
なおやがいない!!
1500mで毎年常に上位に入っているなおやは、5組にとっては貴重な戦力であった。
しかし当日、なおやがいないのである。
けいじ・よこい:「なおやはどうしたー!!」
クラスメイト :「なおやなら風邪引いて病院行ってるよ。今日はこないんじゃないか?」
けいじ・よこい:「なにー!!」
なんとなんと。なおやが風邪によりダウン。リレーのための貴重な戦力がいなくなってしまった。
こんな楽しいときに風邪とは、なんてかわいそうななおや。けいじとよこいは考えた。
けいじ:「いかん、想定外だ。仕方ない。どうする?」
よこい:「俺がなおやの分も走るか…」
けいじ:「それが一番だな」
そう言っていたときである。
よこい:「おぉ!あ…あれは…!!」
振り返るとそこには…
「なおや!!」
なおやが遅刻して登場。風邪引いて死にかけのなおや。なんと病院へ行って点滴を打っての登場だった。
奴の魂は生きていた。真っ青な顔をしながら、なおやは言った。
なおや:「俺はリレーに出る!!!」
おおおお!!!!!!なおやの気合のこもった一言で盛り上がる5組。
こうして僕らは体育祭の大トリである30人リレーに臨んだ。
ライバルは1組。男女共になかなか足の速い奴がそろっている。
気になるのは先日1組に転校してきた男だ。自称「100m12秒」と謳っていた彼は、確かに運動神経のよさそうな顔をしていた…。 (1組といえば「よこいvsラブレター」
参照)
さぁいよいよ始まるリレーのドラマ。
果たしてよこい・けいじが作った脚本どおりにレースは進むのか?
2人が狙ったように感動の結末が待っているのか…!!??
緊張のスタートである。
審判が高々と叫ぶ。
「位置について…よーい」
ドォン!!!
ピストルが鳴った!!
案の定出遅れる5組!!!
1組~4組が飛び出した!他クラスがトップ争いを繰り広げる中、5組、はっきり言っておいてけぼり!!!
周りでクラスメイトのため息が漏れる。
「だぁ~。。5組ダメだ…」
序盤はトップと半周以上も差をつけられることとなった。しかし。
よこい・けいじ心の声「よいよい、メークドラマの下地としては完璧だ(・∀・)」
序盤の10人が走った時点で5組は5位。
1位~4位ははるか先で争っていた。5組のクラスメイトは諦めモード。
しかぁし!!ここから中盤!!!!
ゆけ!!!中盤のキーマン・なおやよ!!!!!
なおやにバトンが渡った!!!!!
ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
なおや激走!!!!!!!!!
執念の走りである。風邪を引いて死にかけのなおや。まさに消える前のロウソク。
なおやは一気に4位のすぐ真後ろまで差を縮めた!!!!盛り上がる5組のクラスメイト。
よこい・けいじ心の声「おお!ドラマに拍車がかかる!!!(・∀・)イケー」
しかし、ここからが歯がゆい場面である。
なおやが差を縮めたにもかかわらず、そこから追い抜けそうで追い抜けない!!5位のまま!!
…それもそのはずである。よこい・けいじはわざと足の遅い人と速い人を交互に出して、ここは歯がゆさを演出していたのだから(・∀・)
イライラする5組のクラスメイト。…全てが計算どおりであった。笑 これが数分間続いた。
そしてイライラの中盤を終えて、ついに終盤戦へ突入…!!!!
ここからは何も制限などない。5組は一気に戦闘モードへ。
温存していた足の速い奴を次々と投入。あっという間に4位浮上。俄然盛り上がる5組!!!
ここで登場・5組最速男よこい!!
いけぇーーーーーーー!!!!!よこいエンジン全開!!!!!
一気に2位浮上!!!トップ争いへ躍り出た!!!!さすが!!!!!
どよめく場内。「あれ?さっきまで5組、ダントツビリじゃなかった??」ってな感じである。
よこい・けいじ心の声「うひひ…キター!!(・∀・)」
トップは先にも述べたとおり、やはりライバルの1組だ。我が5組はやや遅れて2位。
うぬぬ…!!ちとキツイ!!!
アンカーにはどのクラスも最速の男子をもってきている。こいつらを相手にトップをとるというのは至難のワザだ。
しかも1組のアンカーは、あの転校生「自称12秒」男ではないか…!!!!
けいじ心の声:
「やべぇ俺負けるかも…(・∀・;)」
ついにアンカーへバトンが渡る!!!
先頭1組!
やや遅れて5組!!
すぐ後ろに3組!!!
2位でアンカーけいじの元へバトンが渡った!!!!
けいじ心の声:「うひゃ~2位かよ…!!!」
…2位?(・∀・)あれ
ここで抜いたら俺ヒーローじゃん(・∀・)!!
(やっぱり小学生から変わってません)
おっしゃー!ヒーローだ!!!!(目立ちたがり根性に火がついたけいじ)
ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…
10秒後…
激走の末、ゴール手前でかわして1位でフィニッシュ(・∀・)ヒャッホ
会場は興奮の渦に包まれた。
勝ったー!!!!
バトンを投げて喜ぶけいじ・よこい・なおやの3人。
劇的勝利に歓喜が沸く5組の面々。いい思い出となった。
実は走ってる最中、追い抜けない場合は審判の死角からトップの奴を突き飛ばそうと考えていた(・∀・)
(全く小学生のときと変わっていない自分。笑)
こうして脚本通り、
リレーは劇的な一発勝負の生ドラマとして成功したのだった。
(大感動)
そして僕は、「自称12秒」の転校生を追い抜いたので、「自称11秒」の称号を手に入れたのでした。(ウソ)
しかァし!!!!!
この完璧に見えるドラマでは、僕にとってひとつ不満がある。
…それはですね。
最後の最後に僕がトップをかわしてヒーローになったはずだったのですが…
女の子の話題となり、本当のヒーローになったのは
風邪をおして登場し、激走を果たしたなおやでした…( ̄◇ ̄;;)!!
ヒーローの座を取られました。泣
人生うまくいきませんや。笑
おしまい(・∀・)