いつもは「誕生日=特別な日」
家族からおめでとうと言って欲しくて
朝から待ち構えていたり、
何か買ってもらうとか食事に行くとかして欲しくて
何をねだろうか数日前から考えたり。
(こうして文字にするとウザいな自分…)
ところが今年は、
台風接近が気になっていたのもあって
自分の気持ちが、普通の平日と変わりなく。
ほとんど思い出さないし、思い出しても
「あ、そういえば」程度。
家族も、前日までに
「お母さん明日誕生日だね」
的な発言はなく、忘れられたかのよう。
でもそれが全然不愉快ではなく、
むしろ忘れられてるならそのままでいいやって思いました。
そう思える自分に、またびっくり。
どうしてこんなに心持ちが違うのか、
つらつら考えてみるに。
自粛ですごもり需要だー!と言って
昔からグレードアップしてみたかったものを
どんどん買っていたから。
お金がもったいないとか
私なんかがいいの?という遠慮を
片っ端から排除。
そしたら常に満たされていて、
誕生日だから◯◯を
みたいなのが、もうない。
(子供時代は誕生日とクリスマスしか買ってもらうチャンスなかったから必死に考えてリクエストしたなあ)
そんなわけで?
当日の朝は普段となんら変わりなく
娘は登校し、ダンナは在宅ワークを始め、
私は家事。
うーんいたって普段通り(笑)
そしたら10時頃、お姑さんから
おめでとうの電話が。
(嫁の誕生日覚えててくれてわざわざ電話くれるってほんとにありがたい)
これが一番最初のおめでとうでした。
そしてその電話を取ったダンナが
「忘れてた。おめでとう」。
(今年は全然腹が立たない不思議。)
娘も帰宅後
「忘れるわけないじゃん。お母さんハピバー」。
友人からメールが来たり
姉がお菓子送ってくれたり、
なんだかんだで例年通り嬉しい1日になりましたが。
普段から自分を満たしておくと
誕生日がたいして特別な日でなくなるし
それが全く嫌ではないという
かつてない体感を得られました。