議会で取り上げられた「戦争体験の次世代への継承」問題 | PIECE of PEACE 島根教師の会

PIECE of PEACE 島根教師の会

私たちのふるさとに残る戦争を伝えよう

 出雲市議会では、6月7日から7月2日まで6月定例議会が開催されています。

 一般質問の中で、大谷良治議員から「平和啓発と次世代への継承について」に関する質問がなされました。

 質問の具体的内容は次の通りです。

①平和啓発について

・これまでの取り組み

・戦没者追悼・平和記念式典について

・小中学校での平和学習等の取組み

②次世代への継承等について

〇戦後80年の節目にむけた取組み

・県や関係団体と連携した平和啓発

 戦争体験者の高齢化に伴う「戦争体験・記憶の喪失」に対する危機感と、具体的な継承対策実施の重要性を問うものでした。

 これまでの「戦争体験者による非戦争体験者への伝承」だけでなく、「非戦争体験者による非戦争体験者への伝承」のあり方について、具体的な取組を進めていくべき時であり、早急に取り組まなければならない課題として指摘されました。

 また、文部科学省からも「平和の語り部事業」の積極的な利用の呼びかけがあり、出雲市としても、組織的な取組により、「非戦争体験者からの語り部人材」の発掘と組織化が求められています。

 

 当日の議会での質問の様子は、次のところからご覧になれます。

 

 

【出雲市ホームページより大谷議員一般質問情報】