2020年再版です。先日の『古代オリエント全史』よりは前のご著書になります。
人類の歴史600万年、そのうち僅か7000年が文明の歴史ですがそれでも気が遠くなるような年数です。その4000年を占める古代メソポタミア史、歴史好きには見逃せない本と言えましょう。高校生にも気楽に読めるような入門書を、というのが小林先生のお気持ちでしたが読んでみてなかなか気楽にはいきませんでした。何しろ固有名詞が難しいのです。知らない名前の洪水に悩みながら少しずつ読み進めていったので新書1冊あげるのに8日かかってしまいました。でも面白かったです。一言で古代メソポタミア史を言い表すとそれは「弱肉強食」。中国の春秋戦国時代のような合従連衡も勿論あるのですが基本はこれです。今の中東やウクライナのことを考えると面白いなどとは口が裂けても言えないのですが人間のすることに変わりはないのだなと考えさせられた1冊でした。
本日もお付き合い下さりありがとうございます。
