以前ブログに載せた森町PA近くの廃隧道について、私がちょうど大分に行っていた頃くらいにTwitterで動きがありました。
栗倉に見えますがどうでしょうか…
— もやしいろは (@zuido_3) March 27, 2024
せっかく来たのに掘るためのものを忘れてしまいあまり掘れませんでしたが…
邪魔になるであろう草は抜いときました pic.twitter.com/0gHStmVfk1
前回西口に扁額はあったけど文字が読めない状態になっていることは紹介しました。
で、東口のほとんど埋まってる方から扁額を見つけてくださった方がいました。
神社行ったけど全部粟倉やんけ
— もやしいろは (@zuido_3) March 27, 2024
Googlemapに追加した人間違えたな?w
てことで結論として円田、一宮間の隧道の名称は"粟倉隧道"って感じかな? https://t.co/KKb5GTwAzm pic.twitter.com/7bJsjWFfaT
それと、近くにある神社の名前や書籍から扁額に書かれた隧道名は「粟倉」であることがほぼ確定されました。
円田(全域ではない)は昔、粟倉(あわぐら)村だったらしい pic.twitter.com/tFR2dZZ7Ey
— もやしいろは (@zuido_3) March 27, 2024
ここにも載っていますが、以前この辺りは「粟倉村」と呼ばれていたそうで、合併して円田村となり、その後合併を繰り返して現在は森町の一部になったとのことだそうです。
付近に「粟倉神社」や「粟倉城跡」等と名前が残っていますが、見つけた方はホントにすごいです。ありがとうございます。
それで私も再訪したくなったので、行ってきました。
季節的に(植生等の要因的に)行っておくとしたら今のうちでしょう。
場所はだいたいこの辺、静岡県周智郡森町一宮。
現在住所はマピオン地図だと一宮になるけど、県道40号を隔てた側などすぐ傍まで円田になってます。
なんか踏み痕があるのでそれを使わせていただきよじ登ります。
一応、車が途切れたタイミングで…と思ったけど、それなりに交通量のある道沿いだしなかなか難しい…。
もっと作業服みたいな恰好で来れば良かったかも。
で、線を書き足してみたのですが、この時はじめて気がついたんだけどこちら側のポータルは割れてるんですね。
それぞれの色の線が本来繋がってた部分。
この割れて埋まった右側の方に扁額があるようなので、近づきます。
これだ!
「倉」と「粟」に見えます。見えるような気がします!!
確認できました!!
この扁額と現道の擁壁の間くらいに小さい穴を発見。
流石にここは通れませんが、ここから隧道の内部がわかったりするでしょうか?
というわけで、気になっていた扁額の確認はできましたが、せっかくここまで来たので西口側もまた見に行ってみました。
そして西口側に来ました。
途中の倒木(写ってない)とか前回はなかったような…。
名前が(ほぼ確定で)判明した状態でこの扁額を見ると「粟」「倉」に見えなくもないような!?
それと、前回は坑口アーチに合わさるような位置に倒木があったから見落としてたようですが、要石を模した装飾がありますね。
中を覗くと今回は光が見えます。
上部が崩れているとは聞いてたけど、前回はこの光が見えなかったので天候や時間帯の関係なのか、それとも崩落が進んだ結果なのか?
軍手とヘルメット忘れたので入らない…っていうか、前回より入り難そうになってるような気がしたのですが!?
それからこの崩土…前回はあったかなぁ?
やはりここ半年弱の間でもそこそこに変化があるようなので、いつまでも訪問できる場所ではないかもしれません。
光が差し込む方向をズームで撮ってみました。