ネタ的にはこれの続きになります。
大野庄用水に架かる橋を気にしながら(詳しくはこちら)歩いた後、犀川大橋を見に行きました。
そのすぐあと、というか犀川大橋のサイドビューを撮りながら川に沿って歩いていた時のことです。
水門のようなものを見つけました。
この近くから通常の高さの道路に復帰し、ボチボチ金沢駅方面へ向かおうとしていました。
場所はこの辺、石川県金沢市片町2丁目。
上の水門と対になるような位置を覗き込むと、レトロな隧道入口のような坑門(?)が目に入りました!!
扁額のような部分には「御大典記念」「大野庄用水」と右から左へ書いてあり、要石っぽい部分には「大正四年」と書かれています。
なんか隠しアイテムを見つけたような感じ!!
帰宅後にググった感じだと、どうやらここは大野庄用水の旧取水口らしい(現在は桜橋付近から取水しているそう)です。
こういう発見というか出会いは完全に予想外だったのでテンション上がります!
そんな旧取水口のすぐそば、場所はここ、石川県金沢市片町2丁目。
ここが橋になっていて、しかも「大正十年十一月架」と書かれているように見えます。
確かこの橋は現地ではこの「大正十年…」という情報しかわからない状態でした。
欄干の外側にも何かがせり出しているようです。どういう構造?
ちなみにこの辺で犀川方面を撮った写真がこれで、黄色い矢印が先に書いた旧取水口のカッコイイ坑門が見えるところです。
橋を渡った側もこの「大正十年十一月架」しか書かれてませんでした。
現地では名前がわかりませんでしたが、Q地図様によるとほぼ「五枚橋」という名前で間違いないだろうと思います。
それに、奥にちょっと見えている部分が気になります。
この橋の下も水門というか、水路隧道というか、そんな形の坑門(?)が存在していました。
それに対して橋が斜めに架かっていて、こんな不思議な形状になっているみたいな感じ…ですかね?
対になる側(手前部分が上写真の旧取水口の方)は石積み坑門?にライナープレートらしきもので補強してあるような感じになっていました。
ここに来て素敵な発見と出会いがあり、ここまで歩いてきてよかったな~と思えた瞬間でした。
金沢のネタ、これが最後になります。去年の11月に行ったのにもう6月だ。
この翌日からの能登半島のお話はまだいくつか残っているのでまたボチボチと載せます。