続きです。
ここからが本題、現在地はこの辺、静岡県浜松市天竜区船明。
この紺色の建物から先に築堤が残っています。
これは国鉄佐久間線という未成線の跡地なのです。
現在の(天竜浜名湖鉄道)天竜二俣駅からJR飯田線の中部天竜駅まで繋げる予定で途中まで工事をしたものの、計画がなくなり一部がこうして残っているそうです。
ちなみにこの時等に載せてる夢のかけ橋とトンネルワインセラーも同じく佐久間線の跡地です。
この区間は雨の日でも比較的容易に見に行けそうだと思って来てみました。
で、この築堤の先をズームすると…。
隧道が見えますね~。
この辺りに隧道があるのは知ってたけど、こんなに見えるくらい近くだと思ってなかったです。(^-^;
ここからあの隧道までのほんの短い距離を未成線跡を観察(?)しつつ歩こうかなと思います。
まずはこの建物で築堤がぶった切られてるところから。まず函渠があったりして。
こちら親切にも銘板があるので助かります。大池函渠というそうです。
裏側にまわってみる。
で、築堤に沿って歩いていくわけですが、その前にこの大池函渠の向こう側に見える怪しい雰囲気の橋が気になるのでちょっと寄り道しようかな~っと。
前回の終わりからちょこちょこ登場しているこちらの建物は、船明公会堂ですが、元々ここに船明駅ができる予定だったようです。
そしてこの建物から天竜二俣方面を見ると…。
区画整理が進んでいるようで、ここからしばらくの間は佐久間線の遺構は失われてそうです。天竜二俣駅が近づくとまた残ってるかも…。
この区画整理は比較的近年おこなわれたようで、まだこれから家がどんどん建っていきそうな雰囲気がしているので10年前とかにここに来ていればもっと多くの遺構が残っていたかもしれないです。
…かもしれない…かな?
公会堂の裏にまわってみました。
これが道なのかどうなのかよくわかってなかったので、入り込んでいいのかどうなのかな~と思ってたのですが、あとで地理院地図を見たらこの先に神社があるようです。
川?沢?水路?ごと曲がってる辺りを覗くと…。
あった、この橋ですね。
…公会堂側の草ボーボーっぷりからして、廃な雰囲気です。
そもそもここを歩いて神社に行くとしても今私がいるところを歩けばいいので、特にこの橋を渡る必要性もないですね。
もしかしてこの道の旧道になるのかな?…って適当に発言してますすみません。m(__)m
その先の築堤沿い(?)にあったこれは一体何?
では、戻って隧道の方に向かって歩こうと思います。
…続きます。