宇刈四連隧道・後編【2020年1月13日】 | Subaru6の休日お出かけ記録

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お出かけして撮ってきた写真を載せていきます。

季節のお花巡りと、道路ネタ??が主になります。

続きです。

 


第二隧道を抜けてからもこれまでと似たような道が続いています。


進んで行けば次の隧道が現れるのですが、その前に矢印のところにネットがかかっています。

 


これも事前に一応知ってましたが、謎の横穴があります。
防空壕跡とかそんな感じかな?貫通はしていないようです。

 


なかなか内部や奥行きがうまく撮影できませんが、接近してネットのすき間から撮ってみました。

 


ライトで照らされているのは「天井」のように見えるので、そう考えるとけっこう奥行きがある?

 


これは別の横穴です。こんな謎の横穴がこの区間に複数あるようです。

 


こちらはネットがありません。でも、入口が崩落してるし入る勇気はありませんでした。(^-^;

 


そして3番目の隧道まで来ました。大日第三隧道というそうです。


隧道の真上に切通みたいなのが見えるけど!?

 


確かこれは第三隧道の天井部分だったと思ったけど、謎の小穴がありました。

 


第三隧道の中で撮影した写真。珍しくボケなかった。(笑)

 


第三隧道を出ました。

 


また謎の横穴があります。
この横穴のネットはちょっと通れそうかもしれないくらいのすき間がありましたが、やはり入る勇気はありませんでした。(^-^;

 


そして4番目、最後の隧道です。大日西山隧道というそうです。
他の隧道より長いせいか補強されています。


このコンクリートブロックのようなもの、現地で「なんか発泡スチロールっぽい…でもやっぱりコンクリートかな」って思ってたのですが、帰宅後にネット見てたら「発泡スチロールじゃん!」って突っ込んでる方がいたのでやっぱり見間違えじゃなかったのかな?(笑)

 


出口側が妙に明るくて眩しいので、逆に隧道内部がよく見えない…。(^_^;)
全面補強されているようで、素掘りの壁とかはなかったです。

 


通り抜けました。前方がやたら明るくて、唐突に林が終わってるみたいです。

入った側が徐々に鬱蒼としていくのとは対照的な雰囲気です。

 


こちら側には発泡スチロールブロックはありませんでした。


この隧道も元々は完全素掘りだったと思われます。

 


こちら側にも高さ制限の標識がありますが、第一隧道側が2.2mだったのにこっちは2.3mという謎。
隧道4つの間に分岐路なんかなかったと思うけど…。


それに、標識の支柱に「掛川市」と書かれていて途中に袋井と掛川の市境があるみたいです。

 


すぐに林を抜け、やたら開けたところに出ました。今までとのギャップがすごい!
このせいでさっきからやたら明るかったんですね。
このビニールハウス等はサカタのタネの敷地になるようです。

 


広い道に出て隧道側を振り返ると、まるで闇に入り込むような感じになっていて、こちら側から何も知らずに来たらこの先にも車道が続いているとはちょっと思えないかも!?


とはいえ車でここ通るのは地元民(だいたい軽トラ)か、こういう場所を車で通り抜けるのが趣味の人くらいでしょうか?

 


で、その闇を覗き込むとすぐに隧道が現れるわけです。(明るさを調節して撮影)
この後、また来た道を戻りました。

4連隧道があるのは地図だとここになります。
 

 

こんな感じで歩いてきました。
〇したところが隧道です。


で、この隧道はいつからあるのか?

 


同じ場所の明治時代後期の地図を見ても、わかりにくいけど隧道が描かれているようで明治時代からあったようです。
それを昭和になってから車道用に拡幅?改修したようで、記録によっては昭和の竣工とされているようです。

予定していたよりたくさん歩いたのでちょっと疲れたけど充実感はありました。(^^)v