山梨の続きです。
山吹トンネル付近から車で移動して、角瀬トンネルの近くまでやってきました。
角瀬(すみせ)トンネル、場所はここ。
前回早川町に来た時にこのトンネルの旧道及び旧隧道に寄りました。→こちら
その旧隧道リベンジと、やり残しがあったことが帰宅後に判明したので「やり残し」の方を先にします。
上の写真から目線を右に移すと、トンネルを出てすぐに分岐する道があるのが見えます。
この道は県道37号の旧道らしく、角瀬トンネル旧道部分の続きになります。(こっちは現役だけど)
その旧道にある橋に用事があるのですが、まずは現道の方を歩きます。
角瀬トンネルを出てすぐに県道は春木川を渡ります。
この橋は「新春木川橋」で「昭和55年3月竣功」だそうです。角瀬トンネルも「1980年(昭和55年)12月」開通とのことなのでこの年にこの辺りの県道の整備が一気に進んだようですね。
以前載せた地図にちょっと落書きしたのがこちら。
緑のラインの旧道が上の写真に載せた旧道ですが、その旧道に架かる(旧)春木川橋に向かうため今は現道を南アルプスプラザや七面山口郵便局方面に向かって歩いています。
新春木川橋から見た(旧)春木川橋です。
(旧)春木川橋まで来ました。14.0t制限が架かっています。
写ってはいませんが14.0t標識より左側にはダム放流注意の看板も立っています。
で、この辺りの旧道は元々馬車鉄道が通っていたのをあとから車道にしたらしいのですが、馬車鉄道当時のレールがこの橋に残っているというのを前回すっかり忘れていたのを見に来たわけです。(^_^;)
(レールが撤去されずに残るってなかなか珍しいらしいのです)
橋を歩いて…現道の橋からも見えてたけど、一部だけ欄干が古い部分がありそこにさしかかります…そこにありました!
この写真の中央付近です。
これ!
ネットで見た情報の通りレールが残ってたというか、舗装した中から顔を出していました。(^-^)
そして、この部分だけはホントに古い欄干ですね。
渡りました。こちら側には親柱があります。
春木川橋(「橋」という字がよく古い橋で見られる旧字体?)、昭和8年4月竣功…かなり年季が入っています。
春木川橋を渡り切った辺りから進行方向を見ると角瀬トンネルが見えていて、今回記事の最初から2番目の写真の場所につながります。
ここからトンネルは線形的に微妙ですが、旧隧道のある旧道方面へ続いているとなると自然な線形になるかと…。
で、トンネルに出る手前に何か作業場のような建物があります。
この建物が何をする場所なのかは私には見てもわからなかったのですが、この建物の敷地と道路の境界に柵代わり?に石材が置かれています。
この石材…旧隧道や旧道に置かれていた謎の石材と同じ由来のもの?(もしかしてここが石材加工所?)
次回、旧隧道のリベンジに続きます。