ソフィーのお気に入り。
魔女🧙♀️の営む
オバアの食堂で
集まった人たちと
幽霊の話になった。
すでにここで
私だけ蚊帳の外の人。
皆んな見える人だから。
牡丹灯籠下げてカラコロカラコロ
ぶちっ❗️下駄の鼻緒が切れて
コケてしまうがな。
チッ！コレだから韓国通販は💢💢
やっぱ、メイドインジャパンよね〜✨
と、強気のお露さんみたいに
参加してみたんだよ。
ご近所の人たちらしいけれど
みんな見えちゃうから
普段は何も言わない。
たまに
泡盛を飲んで
刺身をつつきながら
話しをするらしいのよ。
食堂を営むオバアは
戦時中に家族全員を亡くし
孤児となり収容されたところで
15歳までいたらしい。
毎日毎日真っ黒になるまで働いて働いて
食事は毎食のように芋を食べて
疲れ果て泥のように眠る。
それしか記憶には無い。
でもね
子ども心に
生きているだけでもいい
と、達観していたらしくて
辛いっていう考えは浮かばない。
自分が生きていれば
いつかきっと
亡くなった家族の墓を建ててやれる
そう思って来た。
オバアは、3回
縁があって結婚したんだけど
夫は三年しないうちに病死している。
子どもは月を満つ前に
流れてしまい持たなかった。
食べ盛りの頃に栄養失調だったから
体は小さなまま大人になっていた。
知った時は悲しかった。
でも、オバアは分かっていた。
これは
自分の持って生まれてきた
宿業なんだって。
嘆き悲しむよりも
絶対生き抜いて行くんだって。
オバアは
三度目に夫を亡くし見送った後に
自らが誓いを立てた。
自分の営む食堂に
来てくれた人たちへ
お幸せに、と心の中で祈る。
いらっしゃい、と笑顔で迎えて
ありがとう、の言葉に乗せて
お幸せに、と祈る。
もちろん
オバアは沖縄方言なんだけど
お幸せに、は
かながなーとぅ。
オバアの食堂は
食べに来た人たちが
手伝ってくれる店。
ご飯を作りながら
オバアが歌うのは
古謝 ( こじゃ )美佐子さんの名曲
「 童神 」
この歌を歌えるようになりたい
フランス人のソフィーは
一生懸命に頑張っている。
🎵 天からのめぐみ
受けてこの地球 ( ほし ) に
産まれたる我が子
イラヨーヘイ イラヨーヘイ
イラヨ 愛し思産子 ( いみなしぐわ )
泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー
太陽 ( てぃーだ ) の光受けて
ゆういりよーや ヘイヨー ヘイヨー
すこやかに育てよ
とても良い曲だから
YouTubeで聞いてね。
私は
イラヨーヘイが
ツメホーダイ？って
聞こえた💦
ぬわに？
ピーマン🫑？ジャガイモ🥔？
それともミニクロワッサン🥐？
まぁ
ぜひぜひ沖縄方言で聞いてみたい
そんな、味わいのある
名曲のひとつだ。
上の写メの猫は
このオバアに似ているの。
フランス人のソフィーを
美人のアメリカーと呼んで
仲良しになってから
ソフィーには見えて来た。
オバアには
無駄な思考が無いからいい
そうじゃないと
病気になってしまうから。
やっぱ！
夏のドライブのお供には
セブンイレブンの
「 本漬たくあん 」が一番。
うっうっめ〜✨
かじりながら
辺野古から那覇へ
帰って来るのよ。
私たち
どうしたって
物質というカタチが無いと信じないよね。
でもね、あるんだよ。
無い、と思うから
無い世界を経験するだけ。
静留はお腹に宿った5ヶ月の
子どもを亡くしているし
オバアも同じ。
ソフィーも生後半年の男の子を
亡くしている。
母親が輝けば、子どもだって輝く。
今、あなたたち母親たちが元気なら
子どもたちもうれしいんだよ。
体があっても無くても
へその緒という
母子の縁だけはあったんだからさ。
それだけは厳然とした
事実じゃないの？
皆んな泣いていた。
泣かしてから
サッサと帰ってくる私も私だけど。
キンコンカンキーン🔔
って大音量で大雨警報の出ている辺野古を
早めに出ないとさ
道路が冠水するかもしんないじゃん💧
ぼんぼぬーる bon bonheur は
ソフィーがよく口にするフランス語の
お幸せに、という意味の
挨拶の部類かな。
気軽にお互いが
言えたらいいよね。