ハーリーシンカ | ぶっ飛び沖縄‼︎

ぶっ飛び沖縄‼︎

突然沖縄に引っ越してきました。
楽しいこと、不思議なこと大好きです。


フランス人のソフィーの
感覚や考えは
イマイチ理解不能だ。

ヤキトリのタレが好き。
決してヤキトリでなくタレが好き。
豚肉を焼いてタレで味付けするだけで
ヤキトリだから💧
沖縄のテビチ ( 豚足 ) や
フーチバー ( ヨモギ ) やゴーヤーも
大大大好き❤なのよ〜

ジェノベーゼだと思っていたら
フーチバーパスタを出された時
ホントに困った私。
副菜にはセロリサラダに混ざる
大葉やミョウガや春菊💦
オマケにドレッシングときたら
サッパリ梅干しベース。
どれもこれも私の嫌いなもの満載だ。
罰ゲームか?

でも、私は
なぜかシャンツァイは大丈夫。
セロリ大嫌いだけど
野菜ジュースならOK牧場🫏
ゴーヤー食べられないけれど
スムージーなら大丈夫👌
咀嚼する時の食感がダメ?
好き嫌いの斜め上、気持ち2時の方向を
縦横無尽に突っ切るタイプだ。
ブルーインパルスみたいに。

しかし。
トドメのデザートまで✖️
水羊羹なのよ。
羊羹ダメ👎
食べられないのよねぇ。

ソフィーが
まったく食べない私の体調を
心配している。
イヤイヤ。
そうじゃないソコじゃない💢
体温計🌡️持ってくるな💢


静留が梅酒と梅干しを作っていて
はるばる和歌山県から
大量の青梅を取り寄せていた。
南高梅の上物だから
すごくいい香りが
箱から漂っていたくらい。
たぶん、ゴディバ並みに
ひと粒いくら、みたいな。

私にはチャンチャラ
縁の無いものだから
眺めているだけ、だったのに
いつのまにか手伝っていたにゃ🐈
梅のヘタを爪楊枝で取り除くのよ。
白い綿手袋をはめて
一粒ひと粒を傷を付けないように
丁寧に丁寧に扱う。

素早い素早い、こんな時に限って
なんで私は、こんな素晴らしい
集中力を発揮するのか?

静留が感動して
梅干しが完成したら
1番にお裾分けしてあげる!
って言われましても。
私は梅干し食べられないの‼️

まぁ、猫🐱の手
みたいなモンか?



今年の沖縄の梅雨は

梅雨明けしたいま振り返ってみると
緊急避難警報が
何度も何度も鳴るほど
雨量が多い。

キンコンカンコンキーン!
って、いきなりだから
毎回毎回ビックリ‼️
カーカキンキンカーキンキンキン🦑
って、鳴ってくれれば
とっても楽しいのに。
ついついクネクネしちゃうぅ✨
楽しく避難出来るじゃない?
私はしないけど。

首里石嶺町に
実家があると言う高良さんが
今は空き家になっている実家が
床上浸水したから
掃除を手伝ってほしいという
お助けLINEが来た。
ワークマンの防水ブルゾン着て
取るものもとりあえず行った。

なんで?と思った。
首里自体が高台だから
雨水は低い方へ流れて行く。
サンエー石嶺店の側を流れる川は
かなり深掘りしているから
意味不明な感じがして
不思議に思っていたらば🦀

一気に降った雨は
飲み込むことが出来ずに
あふれかえる。
沖縄の川って
本土で見るような川とは違う。
細い溝みたいなのに
とにかく深いのよ。

あちこちの小さな河川の水流を
引き受け呑み込みながら
関東平野をゆうゆうと流れて
坂東太郎という異名を持つ
一級河川の利根川ときたら
河口に近づくほどに幅が広がる。

海に土砂を持っていかないように
中洲を作り置いて行く
優しい坂東太郎ちゃん。

置き土産のような
かなり広い河川敷には
小規模ながらゴルフ場が出来るほど。
日陰になるような樹木が無いから
夏場は地獄なんだけどね。

3日ほどかかって
高良さんと彼女の娘さん2人と
私の4人でドロドロになって
片付けと掃除をやった。
シャベルって使いやすいなぁ
でも、翌日筋肉痛みたいな感じ。

一度水を被った畳は
使い物になるはずはなく
処分するしかないし
大きくて立派な作りとはいえ
古い木造の古民家の
水を吸ってしまった柱や板の壁は
自然乾燥するのを待つしか無い。


⏫の写メは

私の大好きな練乳入りの

ぐしけんパンのツィギー。

よろピコ✨


毎日高良さんチで

シャワー浴びて着替える。

食事しようか?

と、近くの食堂へ行く。

3日目は、オススメの

煮付け定食を食べながら

話をしていた。


ワンら

ハーリーシンカだね。

と、高良さんの娘さんが言う。

ウチナーグチを保存する会に

入っているから

あえて沖縄言葉を使うらしい。


私は

最初からイントネーション違うから

ヤマト?って聞かれると

そう、宅急便よー!と

返すわけさ。


3日目だから

さすがにヤマトの私に慣れたのか

自分から話し出した。


ワンら

ハーリーシンカみたい。

だと。


ハーリーは

沖縄独特の文化風俗で

舟を漕いで順位を競うのよ。

やっぱ、糸満市が盛んかな。


カンタンそうだけど

息があっていないと

当然だけど前に進まないし

漕ぎ手の気持ちが1つに

なっていないと

うまく行くものでもない。


異体同心の一体感が

必要なんだよね。


シャベルで泥をすくって

バケツ🪣に入れ

それを運んで川に捨てる。

最初は、ぎこちなくても

だんだん要領が良くなってきて

スピードもアップしてくる。


大変な作業でも

なんか楽しくなって来て

どんどんはかどる。

一体感の証拠は筋肉痛か?


高良さんの娘さんも

だんだん笑顔が増えて来て

わざわざスタバのコーヒーまで

買って来てくれた。


ハーリーシンカは

同じ舟を漕ぐ

仲間たちのこと。



写メは、お惣菜コーナー

じゃないの

お弁当コーナーなのよ。

ご飯の見えない沖縄の弁当🍱だよ。

最初は、お弁当売ってなくて

お惣菜しかないのね、って

納得していたもんよ。


高良さんが

ご飯が見えるお弁当って

損したように感じるってさ。

つまり、どんぶりもの

みたいな感覚かなぁ。


皆んな

いま、自分の回りにいる人たち。

ランチ🍔したり仕事✏️したり

勉強📚したり。

泣いたり笑ったり

ムカついたり、ケンカしたり。


一緒にいたり

離れたり、再会したり

別れたり。


うまく行っても

そうでなくても

一緒になって

現実を創造している。


皆んなが

人生の途中にあらわれる

ハーリーシンカ

なんだよね。