「空飛ぶマダム、おそめ」を読んで
秋のマラニック、30km走が終わり今日の休日は走ることもせず、休養の一日でした。アナログTVから地デジTVへ買い替えもしなければ12月になると「エコ・ポイント」も優位性が半分近く減ってしまう。そこで、昨夜奥さんに「明日TV買いに行こうか?」と聞くと、「風邪引いてシンドイのに・・いやっ!」って言われてしまった。奥さん、ずっと(5年以上、週6日)プール通いをしているので、最近は風邪を引くようなことはなかったのにどうしたことでしょう。今日は先日読んだ、『おそめ(伝説の銀座マダム)』石井妙子著、新潮文庫、について呟いてみます。著者石井妙子さんは、この本を書くのに4年の歳月をかけたとのことで、忍耐強い取材には驚かされました。「夜の蝶」、「空飛ぶマダム」等の言葉を生み出した、上羽秀(通称「おそめ」)の波乱万丈の(本人はそうとは思っていなかったフシがあるが)人生は、とても興味深いものがあります。京の祇園で生まれ、東京新橋で芸者修行をして、祇園で店を出し、東京銀座に進出。東京と京都の往復に「飛行機」を使い時間の節約をした、スーパー・マダムではあるが、本人は決して派手な服装(和服)はせず、もの静かな立ち振る舞い・・・・、こんな所が通いつめる人には堪らないのでしょうね。生涯独りの男性に添い遂げたひと。その相手とは、内縁関係が長かったのですが、正妻との間の連れ子の面倒まで見ていたようです。その連れ子の一人が女優「藤純子」さんだとか。(驚!)NHK大河ドラマ「義経」の「静御前」役に決まる過程なども書かれていて、興味深いものでした。「おそめ」タイプの人は、もう二度と輩出されないと思うが故に、せめて一度会ってみたい気持ちがしますが、残念ながら数年前に他界しているようです。「おそめ」の店には、当時の著名な作家、政治家、実業家等が通いつめていたようで、面白いエピソードも沢山紹介されています。「女性の品格」の一つのあり方を示唆していると感じるのは、私だけでしょうか。今回も読んでいただきありがとうございます。