久しぶりに『めちゃイケ』観た。
批判厨的な評価で、上から酷評するつもりはないんだけど・・・
ちょっと最近ひどいよね。
てか「お笑い」バラエティとしては、終わってしまったと思う。
ぶっちぇけね、僕は学生時代から、それこそ『めちゃモテ』の頃から
見続けてきてたんだけどね。
もちろんめちゃイケメンバーの皆さんに比べたら年齢は下だけど、
変な話、等身大というか、めちゃイケと青春時代がリンクするみたいな感じで
ずっと見てきたわけですよ。
でね、そういうスタンスから意見を言わさせていただきますと、
あれ?最近めちゃイケ見ててもおもろなくない?
つーか、最後まで夢中に見ることでけへんようになってる。
っていうのが、ガチな感想なんです。
おそらく、俺も、めちゃイケメンバーも大人になってしまったからなんでしょうね。
彼らは彼らで、無茶やめちゃくちゃはできなくなってきているし、
そういう世代(芸人としてのステージ的な)でもないと感じているんでしょう。
そして、当時のテンションを期待している僕は、
非常に体当たり感よりも、企画・構成が先にある今の番組に
物足りなさ、あるいは小手先感を感じてしまっているのかなあと。
芸人さんって、なんで売れるとコントしなくなるんだろう。
やっぱシナリオ作って、リハやって・・・っていうのがめんどくさいし、時間かかるのかな。
そんな中、コントを今でもやろうとしている内村さんはすごいと思うし、大好きだ。
それに、特に最近感じるのが、EXILE関連との絡み。
これはあくまで一視聴者としての意見だから、偏見あるかもだけど、
なんか若づくりしているめちゃイケが、気を遣いながらEXILEと絡んでいるのを見てると、
いや、EXILEの度量にのっかっている感じを見てると、
なんだか若作りしているおっさんを見ているようで痛々しい感じがするんだよね。
AKBなんかだと、正直、彼女ら自身が未完成なところあるから
お笑いと結合することで、たとえば川栄みたいな新しいキャラ、魅力、武器の開花があったり、
お互いに寄り添ってる感があるんだけど、
EXILEネタの時は、ちょっと空気が違うんだよね。EXILEの方が上なんだよ。
で、めちゃイケ好きとしては、そこまでしてからまなきゃいけない?
って感情が湧いてくるのね。
違う見方もあるんだろうけどさ。
ま、結果、今のめちゃイケは好きじゃないなぁ。
昔は、寝落ちしたり、外出して見損なったときは、ガチ凹んだけど、
あるいはビデオ録画してまで見てたけど、
今は、もう見損ねても何も思わないし、ぶっちゃけチャンネル回さないこともあるわ。
いや、めちゃイケに限った話しちゃうけどね。
最近、テレビ東京以外の地上波バラエティ、ドラマが面白くない。
続く
結論から言うと、話が合わないんです。
仕事の愚痴を語るのも聞くのも嫌だし、
プライベートの話も、彼らがする話は当たり前の話過ぎてつまらないし
僕自身のプライベートはあまりネタがないので
面白い話もできません。
で、下ネタや、おちゃらけネタ、その場にいない人のいじりネタに走る訳ですが、
飲み会の中心人物の一人が、それにはまらないのです。
彼(A)はスポーツマンなので、熱いところ=厳しいところがあると思うのですが、
一方で適当なところもあって
話をふってもそれが熱い話や、重い話、興味のない話に流れると
すぐに飽きた、めんどくさい、と切り捨てるのです。
そのくせ、場を仕切って中心になりたがるので、飲み会も二次会になると
絡まざるを得なくなるわけです。
まあ、悪い人ではないのですが、おそらく僕と合わないんだと思います。
僕は僕で、熱く語るのが好きな人間なので
自分が語るのも好きですし、面白い話やためになる話であれば
じっくりと聞いて、論争するのも好きです。
で、今日は、僕が彼女ほしいという話になって、
どういう女性が好きなんだという話になった訳です。
正直、僕は特定の好みがある訳ではなく、自分を好きになってくれる人に
心を惹かれる傾向があります。
で、それを言うと、話が広がらないので、つまらないと言われる訳ですが、
ならば昔の恋愛話をしようとなって、
あるバーを経営している10年来の付き合い(友達として)のある女性の話を
語り始めたわけです。
すると話の冒頭から、若いやつ(B)が、バーテンダー、ラブミーテンダーとか
面白くもない、おちゃらけを言い出したわけです。
Bはそういうやつだから特に気にもしてなかったわけですが、
あまりにしつこく言うものなので、ちょっとお前、こっちに来て話するぞ、
と、まあ、説教的な感じになった訳です。
いや、マジな話。別に僕はキレた訳ではなくて、
あまりにBのお茶らけが度が過ぎていたので、
人生の先輩として、Bが上司や厳しい人間を前に失敗をしないように
アドバイスとして、盛り上げようとしておちゃらけるのは分かるけど
先輩がマジな話をしているとき、しかもB以外の人間と話しているときに
横槍入れてまでふざけたことは言わない方がいい。
空気を読むことの大事さと、あまりにしつこいと人を不快にさせる、
ということを、自分もそういう失敗してるから気を付けな、
という感じで話をしたわけです。
ま、自身おちゃらけてる人間なので、そういう真面目な顔で注意するのは
珍しいというか、意外だったらしく、Bも真剣に話を聞いてくれたのですが・・・
問題は例のめんどくさがりのAさん。
突然割り入ってきて、まーまー、空気悪いからこれでおしまい、
てな感じで入ってきたわけです。
そこで、キレてしまいました。
そう。僕はBじゃなくて、Aにイラついたのです。
いや、わかるんですよ。頭では。
楽しく飲んでるから、険悪な空気は避けましょう。
でもね、Aだって結構他人に厳しい人間で、
影では、あいつはこういうところがダメだ、とか結構厳しいことを言ってるわけですよ。
俺は影で言っても結局本人のためにならないんだから
きちんと言うべきことは先輩が言わなきゃいけないと思うのです。
俺も影で非難されるよりは、面と向かって、
お前こういうとこあるから気を付けたほうがいいぞ、と言われた方がいいですし。
僕はBのことが決して嫌いじゃないですし、むしろ、
自分に似ているからこそ、自分と同じ過ちを犯さないように先輩として伝えたかったのです。
でも、Aは結局先輩が後輩を説教しているという単純な構図だけを評価して、
話をシャットダウンしたわけです。
まあ、本人はそのつもりはなく、説教を終わらせたかっただけ
っていうのは分かるんですけどね。
わがままかもしれないですけど、僕自身は、シャットダウンじゃなく、
彼をフォローしてほしかったんですよ。
たとえば、まあ、ちょっと酔いすぎたよな、だとか
確かに今のは面白くなかったな、だとか、
ま、次から気を付ければいいんじゃない?、だとか。
僕がダメだと感じてるのは、最近、人って、誰かをよくも悪くも評価するくせに、
じゃあ、悪い評価のある人を導こうということがなくなってきてるのかなあって。
確かに、いいことばかり言ってれば、憎まれないし、いい先輩でいられますよね。
でも、結果、成長しないまま後輩を、次の職場に送り出したとき、
いつか痛い目を見ると思うんです。
俺は痛い目を見てほしくないし、ガチで上司や、厳しい言い方する人に注意される前に
俺から、俺の言葉で、想いを伝えたいんです。
その俺の気持ちを、流されたり、説教という枠で解釈されたことがすごく
ショックだったんですよ。
いや、本音は、面白くなかったんですよね。
確かに、Aに一瞬でそこまでくんでくれと求めるのはわがままですよね。
もちろん、俺がAに面白くないと感じているように、
Aも俺のことを、めんどくさい、と思っているでしょうね。
いや、結局、Aだけの話じゃないんですよ。
最近、人、ぶつからないっすよね。
ぶつかることって悪いことじゃないと思うんです。
人はそれぞれ意見持ってて、みんな同じ気持ちや考えじゃないと思うし。
それに、人と話すのってめんどくさいことじゃないですか。
相手には相手の主張があるし、自分にだって曲げられない主義がある。
だからぶつかるのは当然だし、相手の話を聞くことが苦痛なこともある。
でもその先に分かり合えたり、相手を認めたりって
前向きな結果が待ってるんじゃないですか。
それを望むのは、やっぱり、わがままなのかな。
なんか、最近、そういうのもあって、職場の人間と飲みに行くのが苦痛です。
皆さんが思っている以上に、俺もみなさんと話すの、めんどくさいんですよ。
でも、めんどくさいからこそ、面白いんじゃないですか。
僕の知り合いに、バーを経営している女性がいる。
経営と言っても、オーナー兼バーテンダーという小さなお店なのだが。
彼女がまだ雇われ店長だった頃の話。僕もまだ若くて、彼女に気があったのもあって、時間を見つけては彼女のお店に通っていた。
ある夜、その日も一人で飲んでいた。
夜も更け、店の常連数人がカウンターで飲んでいるだけという状態になった。
何かのきっかけで、彼女が、昔住んでいたアパートで体験した幽霊話をすることになり、それきっかけでみんながそれぞれ怖い話をすることになった。
その中の一人が、俺の友人が実際に体験した話なんだけどね・・・と語りだしたのが、『赤い部屋』って話だ。
簡単に内容を説明すると、
ある大学生が、古ぼけたアパートに引っ越してきた。
部屋を見渡すと壁に中指が全部入りきる程度の穴が開いていた。
覗いてみると隣の部屋までつながっているようだった。
しかしいつ見ても部屋は真っ赤だった。
不思議に思い大家さんに聞いてみた。
「大家さん、僕の隣の部屋って誰も住んでいないんですか?」
大家さんは
「いいえ、女性が一人住んでいますよ。ただその女性は病気でしてね、目が真っ赤なんですよ。」
実は女性がずっとこちらの部屋を見ていたという。
普通にネット上で見かける、ありきたりな都市伝説である。
「いや、ネットで見たことあるっすよ。」てな感じでツッコミを入れたりしている中、一人だけ神妙な顔つきをしている客がいた。
仮にJさんと呼ぶことにする。
Jさんは30代半ばから40前半くらいに男性で、たまにこのバーで飲んでるのを見かけることがある。
Jさんも飲み屋を営業しているそうで、客が少ない時は、早めに店を閉め、飲みに出かけるのだそうだ。
その開業資金を得るために、20代の頃、関東の方で、いろんな仕事をして金を貯めたらしい。
その中に、何でも屋のようなことをしていたこともあった。
とはいえ、仕事の内容は、ほとんどが特殊清掃がメインだったらしく、いわゆるゴミ屋敷の清掃だとか、夜逃げした人の部屋の家財処分、孤独死した人の部屋の遺品整理などをやっていたらしい。
ま、直接死体を見るとか、凄惨な現場の掃除とかはなかったらしいが、その中で、一度気持ち悪い現場を体験したことがあったそうだ。
会社に、あるアパートの大家から依頼の電話があった。
住人が家賃をしばらく滞納していたため、何度かコンタクトを取ろうとしたが、返事が一切ない。
そこで、1ヶ月の期間を設け、退去命令の通知を出したのだが、それにも全く反応がない。そればかりか部屋を訪ねると、郵便受けからチラシなどが大量にはみ出ている。
万が一ということもあるので、近くの交番に連絡して、警察官立会いの下、部屋の鍵を開けた。
誰もいなかった。荷物はそのままで、住人の姿だけが見えない。
郵便物の中には、借金やら公共料金やらの督促状のようなものが入っていたことから夜逃げではないかという話になった。
しょうがないということで、保証人である住人の親に連絡をしたのだが、(住人は30代の女性とのこと)娘とは長らく連絡を取っていないし、保証人のサインもしたことがない、とのこと。せめて荷物だけでも片づけてくれとお願いするが、そちらで処分してくれと一方的に電話を切られた。
そこでJさんたちの会社に連絡が来たのだという。
アパートに向かう途中で先輩社員のAさんがぽつりとつぶやいた。
「めんどくせえなあ」
Jさんがどうしたんすかと尋ねると
「普通の夜逃げなら、家財道具まとめて廃棄物処理業者に依頼するだろ。うちみたいなとこに依頼するってことは、なんかあんだろうなあ。たぶんゴミ屋敷かもな。」
アパートに到着すると、大家が待っていた。
Aさんは挨拶をすると大家に「どんな状態でした?」と尋ねた。
大家は
「いやね、別に何かあったっていうわけじゃないんだけどね。ちょっと普通じゃなくてねえ。お願いだからこのことは口外しないでちょうだいね。」
と気になることを言うではないか。
Jさんは覚悟して問題の部屋のドアを開けた。
すると部屋の中が真っ赤だった。
AさんもJさんも一瞬止まったという。
よーく見るとその正体がわかった。
なんと、部屋の壁という壁に、赤いインクだか朱墨で読めない字が書かれたお札がびっしりと貼られていたのである。
「なんなんすか。これ。」
思わず口にしてしまったJさん。
すると大家はまるで言い訳でもするかのように
「いや、何もないんだよ。過去に事件とかあった部屋じゃないし、変なものが出るとか言う話もないし。
ただね、気持ち悪くってさあ。いつもお願いしてる業者には頼めなくてねえ。」
とあえず、念のため、線香を焚いて、盛り塩してから作業に取り掛かった。
お札以外は別に何ともない女性らしい生活感のある部屋であった。
強いて言えば、電気が止まってらしく冷蔵庫の中身が根こそぎ腐っていて、その臭いがきついくらいだった、だそうだ。
Jさんが言うには、別に詳しい内容も分からないし、事の顛末も、後日談もないとのこと。ただ、玄関のドアを開けた時のあの光景だけは、はっきり言って背筋が凍ったという。
「いやさ、赤い部屋とか言うからさ。あの部屋、みんな知ってる話なのかなって、びっくりしたよ。」
そういうとJさんはウィスキーをぐっと飲み干した。