ケニアへ。 | ONE WORLD!! im from 秋田。

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世界一周から帰国!体験談から日常のことまでいろいろ書いてます。





なんとルワンダで雪が降りました!!
しかも積もるくらい!!

その時の様子はまたブログでアップしますねー!!!



2014/12/13


いよいよ国際大会に向けてケニアに出発当日。

の、お話の前に前日の集合についてちょっとだけ。



合宿最終日、午前中の練習を終えて昼食を摂ったあと
一時帰宅のために解散して集合は同日の20時。

「言われた時間の15分前には行動するように」

と教え続けて、集合時間の15分前に到着していた選手は14名。
5名の遅刻です。

うん。優秀。笑(もちろん褒めてないですよ!!)

遅れた選手5名。


この五名が到着するまでミーティングは開始せずひたすら待ち続けました。

自分が遅れることでいかにチームに迷惑がかかるか、待たされる気持ち。
実感させる為にも良い機会だったかもしれません。

遅れて到着した選手には全員の前で謝罪させました。
タンザニア人の習慣で「人前で怒ってはいけない」というのがあるそうなんです。
まぁ、言い換えると人前で恥をかくのが嫌だ。ということにもなるんだと思うんですが。
なので、しかるのではなく、自分で反省させる。という方法を取っていました。

ということで、合宿初日には半分の選手が遅刻して
最終日には5名。良く出来たほうではないでしょうか。

彼らが理解していても、送る家族が「まだ大丈夫」と思っている部分もあり
そこらへんはとっても難しいところ。
まぁ、自分の子供が初めて親元を離れてしかも外国に行くとなれば尚更ね。なかなか送りだせなかったのでしょう。

・・・・ということにしておこう。



そして、出発の朝。

学校出発は4時30分。道具がしっかり積み込まれているかチェックするために
私は朝4時にホテルを出発。

なんとびっくり。私が学校に到着したとき、既に選手が自分たちでバスに荷物を積み込んでいるではないですか。
もう感動しちゃった。。。

無事に全ての荷物を積み終わり全員がバスに乗車していよいよ出発。

ケニアに行けない日本人コーチ、チームを教えて来たJICAボランティアの方たちに見送られてバスは時刻通りに出発しました。
貸切りのワゴンバスでケニアまで行けるのかと思ったら
なんと、一般の長距離バスで向かうということ・・・


荷物が盗まれないかめちゃくちゃ不安。。。
バットやグラブの入ったバッグが盗まれたら試合出来ないからね。

バスでケニアに向かうのはタンザニアコーチ4人と選手、そして私。
監督と、日本から来た審判の方は飛行機でケニア入り。
私は現地で合流するまで選手のケアとお金の管理を頼まれました。
目的地まで、国境越えを含めて約20時間の移動。
無事に到着できるかめっちゃ不安・・・・


学校を出て約15分で長距離バスが発着するバスターミナルに到着。
まだ真っ暗の中ナイロビ行きのバスを探して、全員で協力して荷物を積み込みます。
バットは車内に積みたかったんだけど「トランクに入れろ!」って言われてトランクに入れる事に。
そうそう簡単に割れたりはしないだろうけど、アフリカのガタガタ道、、、、不安だなぁ。

バスは想像していたよりはしっかりしたバスでした。





私はコーチと共に一番前の席。




アフリカでは揺れないように前の席を選ぶほうがいいんだけど
この席が本当に悲惨だった・・・・

日が昇って視界が良くなると、バスはガンガン飛ばしだして
対向車がいないときはまるで二車線かのように対向車線を走る・・・
追いつけ追い越せの状態で車が走って、対向車が来たらスッと自分たちのレーンに戻る。の繰り返し。


先が見えないカーブでも「全く問題ない」とばかりに追い越しをするし
もう、久しぶりに(マチュピチュぶりだな)生きた心地がしなかったよ。

なんど心の中で「ケニアに無事に着きますように」って願ったことか・・・

途中何度かトイレ、食事休憩を取って
夕方16時30分頃にケニアとのボーダーに到着。

子供達にとっては初めての国境越え。
メンバーのうち海外に行った事があるのは1人だけ。

みんなワクワクしつつも少し緊張した面持ち。


人数が人数だから多少時間はかかったけど
何事もトラブルなく全員無事にイミグレーションをパス!!
私も事前に取得しておいた東アフリカVISAがあったので楽々通過しました。

国境。と言っても境界線があるわけではないので
選手に「ここはもうケニアなんだよ」って言うとみんな不思議そうな顔をしていました。
日本に居たら歩いて国境を越える。なんていうことはないもんね。

ケニア側のイミグレを出てバスが待っている場所まで歩いて行く途中、何人もの物売りが集まって来て


「安いから買いなさい!」「これケニアのよ!」「5つでいくらだから!」

とか生徒につきまとって大変。
「買っちゃ駄目だよ」っていうのに、選手達は物売りに会うのが初めてでついつい興味引かれちゃって・・・
値段交渉なんてしたこともないだろうから、絶対騙されるのがオチ。
タンザニアに居たら彼らがこんな「攻撃」に遭うなんて経験ないだろうからね。

それでも私が見ていないところで既に買ってしまっている生徒もいて
「買ったんだー。誰かにお土産?」って聞くと「お母さんに」ってネックレスを手にして嬉しそうに言うんだよね。
な、、、、なんて優しい子なんだ!!!!


初めて海外に行くからって少しお小遣い貰ってたんだろうね。それをお土産に使うなんて・・・
まぁ、大会中は自由時間もないしお土産を買うよいタイミングだったのかも、、、ね。


ケニアに入国してからさらに車を走らせること5時間。
今日の目的地ナイロビに到着しました。



ナイロビと言えば世界三大凶悪都市。
しかも到着したのは夜の22時過ぎ・・・・マジでバス停からホテルまでの道のりが怖かった!!
いくら生徒やタンザニア人コーチと一緒とはいえ、みんなで大きな荷物持って、右も左もわからないナイロビを歩くなんて・・・
バスを降りて7分程歩いてようやくホテルに到着。

割としっかりしたホテルで安心。
しかし、エレベーターが動いていなくて全ての荷物を階段で運ぶことに。
私もバックパックとキャリーを必死で4階までヒーヒー言いながらあげました。(今で2つ合わせ30キロくらいかなー)


今回のケニアでの滞在費用や食事は主催国のケニア側が負担するという書面を貰っていました。
ケニア側が用意してくれたホテル。食事も手配してくれているかと思ったら全く準備されておらず、夜中に外出するのは危ないのでホテルのレストランに食事をお願いすることに。
そしたら、ケニアの担当者が「ここは高いから全額は払えないわ」と。それでもお腹の空いている選手たちにはしっかり食べさせないと。
「お水も注文したいんだけど」とお願いすると「お水は高いから駄目よ」って。
後々、このケニアの野球連盟に私はブチ切れることになるんだけど、、、この時から既にその陰を見せていたのです・・・・


仕方がないのでタンザニア側でも少し負担する事にして夕食をお願いすると、出来上がって食事がきたのは1時間20分後。

みんなもう待ちくたびれて「もう寝たい」と訴えてくる選手も。。。。
大人はいいけど、選手が可哀想だなぁ。。。

夕食を終えたらすぐに全員就寝。


翌日は6時に朝食で7時に出発。
6時40分頃に食事に来る選手が居て、何度口で言ってもわからないなら・・・とげんこつです。





7時ちょっと過ぎに、大会が開催されるメルーへと出発しました。

バスは貸切り。だと聞いていたのにまさかの一般のバス。
荷物を積み込むようなスペースもないようなバスです。幼稚園のバスみたいな車です。
既に一般の人も乗り込んでいて、私たちは空いているスペースにギュウギュウになって荷物と一緒に座りました。
荷物を抱えっぱなしで6時間・・・・可哀想すぎる・・・

大会開始前からこんな「おもてなし」を受けて先が不安でなりません・・・

とにかく選手が良いコンディションで楽しんで野球をやってもらいたい。
それだけ。それだけなんだけど、、、

毎日毎日ハプニングの連続でした・・・・



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

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