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 デヴェンドラの歌声を聴くと、この人、子どものように純真なんだなという気がする。知り合いに、デヴェンドラの歌を聴かせたら、ニック・ドレイク?と訊かれた。
 声の質はちょっと違うが、ピュアでシンプルな音は、どちらにも共通している。

 先週は、とんでもない出来事ばかりで、頭がどろどろになって爆発してしまいそうな気分だった。
 ついでに、今日の朝は、大きなタワーの上から巨大な物が墜落する夢を見た。家がつぶれて人が死んでいた。
 朝、ネットを見ていたら、アメリカの国債格下げのニュースが舞い込んできた。その噂があると、ネットで情報が流れていたので、案外そのことに関して夢をみたのかもしれない。世の中には、格下げで、困る人も、けっこういるんだろう。

 話がそれたが、とりあえず、そういうふうに、ぐちゃぐちゃしている気分のときは、デヴェンドラの歌声はちょうどいい。


 中島みゆきは、大量の曲があるけれども、その中でも本当に好きな曲は、それほど多くはない。
 今でも、聴きたいと思う曲は、けっこう限られる。

 『強がりはよせヨ』は、その中でも、ベスト10に入る傑作だと思う。本当に、いつ聴いてもいい。

 どこがいいか?

 中島みゆきの歌の中でも、彼女の暗さを思うぞんぶん発揮している点。
 生きていてもいいですか、と歌っている曲(「エレーン」のこと)があって、昔、朝、目覚ましがわりにこの曲を聴いて起きていた時期もあったが、「エレーン」よりも、断然、『強がりはよせヨ』の方が、インパクトがあって暗い。しみじみとした歌声は、感情に流されすぎず、それでいて厳しさみたいなものもあって、格別だ。

 強がりはよせヨと、笑われて
 淋しいと答えて、泣きたいの

 もう、どうにも行き詰まってしまって、相談する相手もない。が、だれかに少しでもわかってほしい。そんな気持ちが伝わってくる。
 疲れきってしまって、そっと死んでしまいたくなるような曲だ。

 自分は、「いつからこんなふうになったのか」と、思いつづけて、もう20年ぐらいになる。



  

 
 このブログ、思いつきで書いたら、曲の名前とアルバムの名前をごっちゃにして、勘違いしていたことに、後になって気づいた。で、訂正した。

 ちなみにこれが、「エレーン」です。

 ポリーニのライブらしい。聴けた人は幸せだ。シューベルト、どんなに練習しても、今からまともに弾けるようには絶対にならないだろう。人間には限界がある。
 物事にも限界がある。そのあたりを理解しなければ。


 先週は、さんざんだった。風邪だか、わからないが、火曜日、歩くのも立っているのもやっとという感じで、医者に行った。もうふらふら。何も食べれない。

 昨日ぐらいから、なんとか、ごはんが食べられるようになった。

 その他、とんでもないことがいくつも重なってあった。いちいち書いてもしょうがないが、かなりひどかった。

 人間、一瞬の違いで、交通事故みたいなものに巻き込まれる。逆に考えれば、自分が今、生きているこの一瞬は、そういう、一瞬の違いの決定的な不幸から、逃れてきた奇跡的な結果なのかもしれないと思った。
 
 そう、いいように考えても、やっぱり今はまだ気分が悪い。