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 レナード・スキナードのデビューアルバムのCDを車に入れっぱなしにしてあって、車の点検の時に他のCDを全部、片付けてしまったので、もう聞き飽きたと思っても、車に乗るたびに、ついついずっとレナード・スキナードのアルバムを聴き続けていた。

 Bluetoothを使って手持ちのipadで、アマゾンunlimitedでダウンロードした他の人の曲なんかを、いろいろと聞けることは聞けるのだが、やっぱりCDが便利でいいので、ついそうなった。

 ところで、 ご存じのとおり、ロニー・ヴァン・ザントは、このライブの数ヶ月後の10月20日に、飛行機事故で亡くなっている。

 車の中で、どうしてレナード・スキナードは今でも人気があるんだろうと考えていたのだが(もちろん、弟がボーカルになってまだ活動しているというのもそうなんだが……)、ロニー・ヴァン・ザントの歌声の魅力が大きいと思った。

 ちょっとぶっきらぼうな、突き放すような歌い方をしながら、その実、とても暖かい歌声なのだ。

 

 

 

 家で一番、良く使っているノートパソコンの待ち受けは、晩年のブラームスの写真だ。

 あまり意識したことはないが、ほとんど毎日、ブラームスの顔を見ていることは間違いない。

 家に音楽の友社が出した名曲名盤300という本があって、曲ごとのランキングが書いてあり、いつも参考にしているのだが、ブラームスのピアノ協奏曲のところではな、なぜか、このリヒテルとラインスドルフ指揮のシカゴ交響曲団の演奏はランキングに入っていない。ちなみに手元にある本では、1番に選ばれているのは、ポリーニとアバドの演奏だ。

 ところで、リヒターとラインスドルフの演奏は、素晴らしい。長いこと、ポリーニとアバドの演奏を聴いていたが、どこかものたりないところがあった。それが、このリヒターの演奏を聴くと、今まで響いてこなかった感情をかきむしるような、そんな切なさをひしひしと感じることができる。自分にとっては、こちらの方が、はるかにしっくりとくる。

 リヒターのピアノの良さはもちろんのことだが、ラインスドルフ指揮の演奏も素晴らしい。