『Everybody has a dream』Billy Joel | ジョリのブログ

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 ビートルズのアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブバンド」がビートルズの最高傑作だと、昔、読んだロックの名盤解説の本に書いてあって、「サージェント・ペパーズ~」よりも「リボルバー」の方がいいだろうと思っていたのだけれども、wikiを読むと評価が高いのは、やっぱり「リボルバー」の方だった。

 マイケル・ジャクソンが「リボルバー」が大好きだったと言うのをどこかで聞いたことがあったけれども、確かに「リボルバー」は捨てる曲がない。全部、いい曲ばかりだ。これぞ名盤だと思う。

 僕が最初にビートルズというものを聴いたのも「リボルバー」の中の数曲で、「She said she said, Good day sunshine, And youu bird can sing, For no one」の4曲だった。NHKのFMでやっていたビートルズ特集で、たまたま流れていた、その4曲をテープに録音した。それが僕がビートルズというものを意識して初めて聴いた瞬間だと思う。ところで、そのビートルズの印象が悪かった。なんだビートルズってこんなもんか、たいしたことないなと思った記憶がある。ちなみに「She said she said」 はジョンが歌っているので、僕が最初に聴いたビートルズはジョン・レノン、ということになる。

 ヒット曲ばかりというと、マイケル・ジャクソンの「スリラー」が有名だけれども、マイケル・ジャクソンはそんなに好きじゃないので、あまり聴いていない。

 他に、いい曲ばっかりのアルバムというと、ジャーニーの「エスケイプ」で、これは名実とも名盤だと思う。それからイーグルスで言うと、「ホテル・カリフォルニア」が有名だけれども、その一つ前の「呪われた夜」の方が名盤だと思う。 ニール・ヤングで言うと、「ハーヴェスト」よりも、その一つ前の「After the gold rush」の方がいい。

 ビートルズの「サージェント・ペパーズ~」でも、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」でも、大ヒットアルバムの一つ前のアルバムの方がいい、ということがよくある。

 ビリー・ジョエルで言うと、「ニューヨーク52番街」よりも、「ストレンジャー」の方が明らかに完成度が高い。というよりも、アルバム「ストレンジャー」は、信じられないぐらいにいい曲ばかりが集まった、奇跡的な名盤だとも言える。

 「ストレンジャー」のCDを持っていたが、ケースはあるけれど中身がどっかに行って見つからず、聴きたいと思っていたけれども、ずっと聴いていなかった。アマゾン・プライムに入っているので、いつでも聴けるんだけれども、CDの方が聴きやすい。ところで、最近、ふと他のCDを開いたら、中に入っていた「ストレンジャー」のCDを見つけた。

 

 

 

 あらためてビリー・ジョエルのこのアルバムを聴くと、ビリー・ジョエルのボーカリストとしての才能に圧倒される。高音、中音、低音、縦横無尽に歌いまくっている。そして、そのどの音域の声も素晴らしいのだ。太く低い声でシャウトもできるし、高音で優しく歌うこともできる。

 ちょっと暑苦しいと思うこともあるが、歌そのものパワーもすごい。

 

 しかし、これだけの完成度のアルバムは、やっぱり何枚も作れるものじゃない、と思った。あと『Everybody has a dream』が、このアルバムの中では一番、好きだ。