『モーツァルトピアノ協奏曲22番』 ゼルキン&アバド | ジョリのブログ

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 モーツァルトのピアノ協奏曲は、どれも、数百回聴いているが、じゃあ、それが何番かと聴かれてもはっきり答えられない。
 5年ぐらい車を持って いなかったが、中古車を買って、最初に車で聴いてみたのが、ゼルキンとアバドのモーツァルトのピアノ協奏曲の15番と22番のCD。モーツァルトのピアノ 協奏曲の中では、出だしがやけに明るくて、気分にあわない好きでもない曲だ。 でも、よく聴いてみると、例のモーツァルト特有の、暗さみたいなものが、し みじみと含まれているいい曲なのだ。

 話は変わるが、理研の笹井氏とロビン・ウィリアムズの自殺のどちらに衝撃を受けたかといえば、もち ろん笹井氏の方だろう。人間の予想とは、必ず、はずれるもので、小保方さんの方を心配していた人はいただろうが、笹井さんがこうなるだろうと予想できた人 は、いったいどれだけいたことだろうか。
 さてロビン・ウィリアムズの方だが、彼のことで思い出したのは、あるワイドショーかなんかの司会の、辛 口コメントだ。たしか、ある映画の宣伝かなんかで日本に来日し、その時にインタビューかなんかを受けていて、やけに、派手なパフォーマンスをしていた。そ れは、普通の人がみたら、とても違和感を覚えるおおげさなパフォーマンスだった。
 それをみて、司会の人があきれたように、何、あのばかな人はみたいな、コメントを言った。当然だという気もしたし、何もそこまで言わなくても、というような気がした。
 今から考えると、彼のあのぎょうぎょうしいパフォーマンスは、鬱の裏返しだったなかなと思う。例の辛口コメントをした司会も、ロビン・ウィリアムズのそういうところまで、見通せていたのか、まあ、全然、気がついていなかったんだろうなと、今になって感じた。

http://www.youtube.com/watch?v=r-6MGI721YQ