さて、いよいよ今回 FreeStyleリブレが使えるようになると分かってから試して
みたかったこと No.1の 75g 経口ブドウ糖負荷試験 (Oral Glucse Tolerance Test,OGTT)
です。75gのブドウ糖液を飲んでリブレで間質液中のグルコース濃度の変化を見ます。
今回行うのは正式な手順のOGTTではありません。正式な手順では糖質を150g以上含む
食事を3日以上摂取したのち、10〜14時間の絶食後、早朝空腹時に75g ブドウ糖を含む225g
〜350mLの溶液を5分以内に服用し、服用前と服用後は30分おきに少なくとも2時間までの
静脈血漿での測定、となっています。
私は糖質制限を行っていないので、ご飯の場合は150g程食べています。おおよそ
「糖質を150g以上含む食事を3日以上摂取した」という条件はクリアしていると思います。
前日の夕食からOGTT開始までは9時間半でしたので「10〜14時間の絶食後」には少しだけ
足りませんでした。「早朝空腹時」はOKです。
「75gブドウ糖を含む225mL〜350mLの溶液」ではなく、薬局で買ってきた固形の
ブドウ糖だったのですが、中々溶けなかったので結局はコップの底に沈んだブドウ糖を
割り箸で掻き出してボリボリ噛んで水で流し込みました。
固形だった分だけ、消化器官がブドウ糖を吸収するのに時間がかかった可能性が
高いと思われます。「静脈血漿での測定」はリブレを使う前提ですので無理です。
簡易血糖自己測定器(SMBG)は測定開始前に誤差の確認のため一回だけ測りました。
テスト開始直前で、リブレの値は 85 mg/dL、それに対してSMBGの測定値は 89 mg/dL
でした。測定精度を考えるとほぼ一致していると思われます。私のリブレは誤差の値が
小さい「当たり」のセンサーだったようです。
リブレが測っているのは間質液中のグルコース濃度で、SMBGで測定する血液中の血糖値
より5〜10分遅れのタイムラグ、または別の情報では15分のタイムラグがあるそうです。
まあ、10分のタイムラグと考えておきます。
OGTTのテスト結果の OGTT 2時間値+タイムラグの10分のリブレのグルコース値が、
140 mg/dL 未満は正常型、
140 mg/dL 以上、200 mg/dL 未満は境界型、
200 mg/dL 以上は糖尿病型
と考えることにしました。
リブレ6日目の様子:
75g OGTT開始です。コップに入れた75gの固形のブドウ糖が中々溶けずに焦りました。
とにかく5分以内に胃の中に流し込みました。その時点のリブレの値は 93 mg/dL です。
OGTTの間は、ベッドに横たわって安静にしていました。
開始から5分ほどはあまり変化はありません。開始から13分で 122 mg/dLになり、
17分後に 143 mg/dLに上昇しました。36分後に204 mg/dLと200を超えました。今までの
食事の後でも運動無しですとこの位は上がるので想定内です。
1時間後に 252 mg/dLになりました。リブレを装着してからの今までの最高記録の
237 mg/dLを超えています。どこまで上がるのか心配になってきました。糖尿病教育入院
の前日の空腹時 320 mg/dLよりはマシですが、最近お目にかかったことのない数値です。
やがて上昇は穏やかになり、1時間半後にピークの 256 mg/dLまで達したました。
その後、2時間後には 231 mg/dLとなり、2時間10分後には 198 mg/dLに下がりました。
なんとも微妙な結果です。リブレの数値のまま素直に解釈すると、リブレの測定の
タイムラグの10分を考慮した、2時間10分の値は140 mg/dL 以上、200 mg/dL 未満の
198 mg/dLなので境界型という判定になりました。
2時間半後に 149 mg/dLまで下がったので、ベッドから起きて朝の準備を始めるため
日常の活動を始めました。3時間後に 57 mg/dLまで下がって行き、もし低血糖の症状が
出たら飴でも舐めようかと思い始めた頃、またゆっくりと上昇していきました。
これで75g OGTTは終了です。
この75g OGTTのグラフの結果を現在通っている糖尿病専門医のクリニックの主治医に
見ていただき、私のインスリン分泌第1相と第2相の特性についてどう解釈したらいいか
お聞きする積もりです。(主治医には前回の診察時にリブレの件は話してあります。)
私の予想では、第1相が弱く、第2相はまだ比較的機能が残っているのかなと思います。
さて怒涛の75g OGTTが終わり、朝食を食べました。その時点ではまだOGTTの影響で
インスリン分泌第2相が続いていた為なのか、75 mg/dL でした。
今回の朝食の実験テーマは、食事後に30分しか運動をしなかったら食後高血糖が
どうなるかです。食事後に1時間運動すればピークを十分抑えられると今までのテストで
分かってきたので、その半分の30分ではどうなるかというテストです。
予想では食事によるFreeStyleリブレで測った間質液中のグルコース濃度の上昇を
30分の運動では低くするのには不足で 180 mg/dL を超えて、ピークは200 mg/dL 辺りに
なるだろうと思いました。
ところが結果は食後20分からウォーキングを始めると食後30分に131 mg/dL の
ピークに達した後はすーっと下がって行き、食後50分には 91 mg/dL まで下がりました。
そこで運動は終了したら食後2時間20分に 125 mg/dL までしか上がりませんでした。
どうやら、75g OGTTのインスリン分泌第2相が続いていた影響なのか、30分の運動でも
ピークを下げる効果が十分だったようです。
実験の設計として30分の運動の効果のみを確認することが出来ずに失敗でした。
実験は失敗でしたが、ピークは抑えられたので、にんまりしていました。
今回の昼食の実験テーマは、食事後10分で運動を始めて1時間運動すればピークを低く
抑えた上で、運動後にまた多少上がったとしてもそれほどピークは高くならないはず
という今までの経験の再確認です。
昼食終了後の10分後からウォーキングを開始しました。昼食終了後の20分後、運動
開始の10分後には、最初のピークの 136 mg/dL となりそこから下がっていきました。
早く運動を始めた為に最初のピークをだいぶ低く抑えられたようです。
予定通り1時間で運動を終了した時は 104 mg/dL まで下がっていました。運動
終了後からまた上がり始めて、昼食終了後の1時間20分後に2回目のピーク 144 mg/dL
でした。成功です。
今回の夕食の実験テーマは、朝食の時の30分だけ運動の効果のリベンジです。
食事後に早めに運動を始めた方がピークを抑えられそうだということが分かって
きましたので、食事終了後 10分で運動を開始しました。そして30分運動した後、
静かに椅子に座って読書をしていました。
結果は、運動を早めに始めた効果で、食事終了後 20分に 141 mg/dL の低いピークの
あと下がって行き、30分の運動終了時点では 129 mg/dL まで下がりました。
しかしまだ運動が30分では不足していたため食事後 1時間半で 213 mg/dL のピーク
まで達してそれから下がって行きました。
OGTTの直後などという特別な状況でなければ、30分の運動では不足だということが
確認できました。
運動すればピークを抑えられると分かっているのにテストのためジリジリ上がっていく
リブレのグルコース値をじっと我慢して見ていました。辛かったです。
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