【Boltenチャンネル】
この背中のBoltenが、目に入らぬか!?
初めて行ったのは、いつ頃だろう?
ホテルオークラ東京の社員食堂へ。
おそらく、40年近く前かとは思うのだが、、、。
一汁一菜的な事で言えば、主食の御飯とおかずが何だったのかは、記憶に全く無いのだが、兎に角、一汁の印象が強烈で忘れられない!
大体、20代後半から~30代に架けての、独り身の男というのは、食事環境が悪く、外食が多い。
と言うよりも、メインの夕食に限っては、外飲みでのツマミだから、此れがきちんとした食事とは到底言い難い。
一汁一菜の汁が酒で、菜は確かに多菜ではあるのかもしれないが、味が濃く油っぽく、どうにも健康的とは云い難い。
まあ、バランスなんて顧みられず、そこに、主食の米は入って無い。
それでいて、「野菜」 「野菜」とかは、結構呪文のように心で唱え、(植物油を十分に含んだ)ドレッシングがたっぷりかかった生野菜とかは、一応は気休めには頼んだりもする!
まあ、本当に気休めで、家庭料理などと比べ、栄養の偏りや、きちんとしたバランスの良い食事で無い事は知っている。
でも、気付かない事にして過ごす日々である。
しかたがない。
そんな或る日、出会った。
その味噌汁に。
どんな高級なお店でもなく、ホテルの社員食堂で。
これは、普通の飲食店に客として行っては出会えない類。
つまり、クズ野菜、屑野菜の汁なのである。
勿論、豆腐とか油揚げとかワカメとかは入っていたのかもしれない。
が、一面を覆いつくすふんだんなる、屑野菜汁。
思わず「オオッ~~」と声をあげた!かはわからんが、そんな気分になった記憶はある。
その時のメイン(笑)は、確か青い茎や葉の類のカットされた物。
大根か蕪の様な物だったのか、、、。
本当にたっぷりと入っていて、青々としていて、味噌汁の碗と言うよりも、このワールドは鍋だな、鍋。
そう感じた。
♪鍋🍲鍋🍲食え食え、もっと食え~~♫私のイイ人連れてこい~~♫ ♪鍋🍲鍋🍲食え食え~~もっ、、、♫八代~~
こう云った、料理で余ってしまう類のクズ野菜は、商品としては出せないが、社食では出せる。
そして、出される側、食す側からすると、普段ありつけない贅沢な一品と化す鍋、否、汁となる。
まさにウインウインでSDGsダ!(笑)
嬉しかったな~~身体が喜んで小躍りしたのを覚えている!
でも、その後も何度か行ってはいるのに、あそこの社食、そのファーストコンタクトの、あのインパクト、ディープインパクト以外は、全く記憶に残って無いのが、何とも不思議、、、。
その日、あの日以来、気の利いた具が少しだけの上品な味噌汁よりも、私の味噌汁の定義は、この鍋的な味噌汁となった。
さて、最近は殆ど毎朝、味噌汁作りが、私の担当となっている。
苦ではなく、何だか何とも楽しいのだ。
味噌汁作り。
人生で、これだけ味噌汁を作った事は無い。
これは、或る朝の味噌汁。
基本、野菜は4品以上は入れる。
此の日は、「白菜」 「玉ねぎ」 「しめじ」に「エノキ」
きのこ茸キノコを必ず入れる事、此れ大切!
「おさかなすきやねん」の【き】
「まごわやさしい」の【し】
まあ、4ヶ月入院した時の、二つの病院どちらの病院でも食事に徹底的に出てきたのが此の「きのこ」。
キノコっていいんですね!?管理栄養士さん~~。
色々なキノコを入れるが、基本線は「しめじ」と「エノキ」で、此の二つは、たっぷりと冷凍をしてある。
そして、此の日は、プラス+「ネギ」と「三つ葉」を。
で、何だかうちの家人は三つ葉が好き。
と、 ↑ こうなる。
まあネ、強いて言うと、色が白青で明るさが足りない?ってか(笑)
でも、味噌汁って、あまり普通明るくないよね。
西洋由来のスープじゃあないんだから。
それに、これだけ野菜が入っていれば、あとはたんぱく源だけ。
気にかけてやるのは。
それと、今年になって始めたのが、「ぬか漬け」作り。
結構、真剣に取り組んでます、ハイ。
やれば、やる程、求める味がなかなか出せず、昨夜も近所のヌカ漬けが美味い居酒屋さんに行き、女将さんに作り方を聞いた(笑)
まあ、これが私担当の食事パートである。
“味噌汁”
“ヌカ漬け”
なんだか今日は、食レポやった。
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