「ずっと色の仕事をされてるのですか?」
「昔から色が好きだったんですよね?」
という質問もよく頂きます。
どちらも答えは・・・「いいえ」(笑)
●色の仕事は、2人目が生まれてから始めました。
一人目を妊娠するまで、11年間楽器店で音楽教室や店舗の仕事をしていました。
仕事が大好きで、「臨月まで出勤して、産後3か月で戻る」と宣言。笑
ところが・・・妊娠発覚と同時にひどいつわりがスタート。
出社もできなくなり、つわりで2度の入院。
結局そのまま泣く泣く退職。
その時に気持ちがプツッと切れてしまい、産後も復職しませんでした。
(当時の会社には、今でも公私ともに良くして頂いています♪)
●昔から色が特別好き!ということはありませんでした。
色鉛筆を見ると、グラデーションに並べたくなる。
なんていう記憶はあるのですが、
特に「色」が好きだったという覚えは無く。
では、そんな私がなぜ「色」なのかというと・・・
もともと「色の仕事をしよう!」と思ったわけではなかったのです。
あんなに大好きだった仕事をプツッとやめることになり、
引き継ぎもできないままフェードアウトで辞めてしまったことへの罪悪感など、
仕事をすることにとっても複雑な気持ちでいました。
それが時間の経過とともに少しずつ変化していき、
「ひとまず何か自分のペースでゆっくりできる仕事がしたいな・・・」
と思うように。
そんな時に思い出したのが、ある後輩に言われた言葉。
「私、○○さん(私の旧姓)からもらったメール、ずっと残しています。
あのメールが本当に嬉しかったから、
同じような状況にある友達にも時々見せたりしています。」
そんなことがきっかけで、
「人の心と向きあう仕事がしてみたいな~」
と思うようになったんです。
そして、色々調べて気になったのが【カラーセラピー】
これ!と思ったらもう資格を取るために動き出していました(^^)
ここ!と思ったスクールまで、片道2時間半かけて通いました(^^)
次女がまだ1歳になるかならないか・・・位のころ。
2種類のカラーセラピーを学びましたが
パーソナルカラーには興味がありませんでした。
というより、自信が無かったんですね「外見」を扱うことに・・・
ところが、カラーセラピーを練習しているうちに、
少しずつ「色」に興味がどんどんわいてきて、
「今の流れのうちにパーソナルカラーも学んでしまおう!」
と、続けてパーソナルカラーの資格を取りました。
この時は、色彩の知識すらありませんでした。
資格を取得してパーソナルカラーの仕事をしていく中で
ドンドン膨れ上がる
【自分のスキルへの疑問と不安】
それを明確に解決してくれたのが
スタイルクリエーション代表の染川千惠 。
ブログなどでパーソナルカラーをかなり理論的に語る染川に、
私が思っていた「パーソナルカラーについての疑問」を相談。
●「数診たら(診断経験が増えたら)わかるようになる」ってよく聞きますけど、
見極めの判断を間違えたまま診断経験だけ増やしても、
間違え続けるだけじゃないか? って思うんです。
●私がやってる診断方法(12グループに分ける)は便利です。
でも、○○のような特徴をもった方が来られた時、
ここにあてはめるのは無理があるのでは?と感じることがあります。
それだったら、4シーズンの方が無理にグループに当てはめることなく個人個人
の方の特徴に合わせて詳細にご提案できるんじゃないかと思うんです。
●診断結果が出た後のご提案があんまり得意じゃないんですけど、
ここをしっかりできるようになりたいんです。
などの相談をしていた記憶があります☆
それぞれの質問や相談に明確に答えてもらってすごくすっきりし、
「ここで習いなおそう!」と決めました。
今の私があるのは、
ここまでの数々の選択の結果。
昔から『色』が好きだったわけでも、興味があったわけでもなく、
さらには「色の仕事をしよう!」と思って始めたわけでもなく、
「ひとまず何か自分のペースでゆっくりできる仕事がしたいな・・・」
という気持ちで始めた
カラーの仕事。
きっかけはそんなぼんやりしたものでしたが
始めてみれば変われるものですね!
『人の心と向きあう仕事がしたい』
ここは今でも大前提。
そんなふうに思えるきっかけをくれた彼女に