スタイルクリエーションの田後です。
色って本当に面白いなぁと思います。
例えば、同じ赤色でも、小さい面積で見るものと大きい面積で見るものでは、随分と印象が変わります。
コーディネートで例えると、小粒のペンダントトップに鮮やかな色を取り入れることに違和感はなくても、セーターのように大部分だとインパクトが強く顔の印象が薄れてしまうなど。
組み合わせ方によっても、そのイメージは異なるもの。
「赤×茶」だとぼんやりした印象が、「赤×黒」でコーディネートするとすっきり見える方もいます。
過去の染川の記事に、とても面白いものを発見しました。
カラーをされている方で、万一、この内容を読んで【?】が浮かんだら……。
学びを深める必要があるかもしれません。
スタイルクリエーションの専門講座では、こんな話がバンバン飛び交っています。
2013年11月12日 染川千惠のブログより
----------------------------------------------------------
ですが、パーソナルカラー診断では1色ずつを比較し、色彩心理では1色ずつの心理が多用されます。(配色で見る場合ももちろんあります)
ただ、これはあくまで基本的な考え方で、まだ分かりやすいです。
なんでもそうだと思うのですが、要素が複合的になればなるほど、考えたり使ったりすることが困難になります。
それは「色」も同じです。...
単色=1色の色のこと
配色=複数の色を効果的に組み合わせること
単色で考えるより配色を考える方が難しくなります。
「イメージ」という概念があります。
かっこいいイメージ、やさしいイメージ、エレガントなイメージ、和風のイメージ・・・表現の仕方は様々ですが、このイメージを具現する時に色は必須です。
一番重要な役割を果たします。
イメージ表現がうまい人は、まず、この「イメージ」そのものを的確
イメージ表現がうまい人というよりも正確な人といった方が良いかもしれません。
なぜなら、独創的で新しい概念のイメージはそれだけで表現がうまいとされることもあるからです。
少し話がそれましたが、このイメージ表現、「色」が大きく関わるので、カラーリストもよくアドバイスやコンサルティングで携わることがあるとことと思います。
色を一通り学んだら、もれなくイメージのことにも触れますよね。
そこでよく考えてみてほしいのです。
単色でのイメージと配色でのイメージは、理論が異なるということをです。
ここからは少し専門用語を使います。
地味な色は一般的に彩度が低い色とされています。
だとすると無彩色は最も地味。そう学ぶこともあるかもしれません。
ですが、配色となると理屈が変わってきます。
白×黒なんて、面積比にもよりますが結構派手です。
理由は簡単でコントラストが生まれるからです。
暗いカーキやこげ茶、これらも一般的には地味な色です。
ですが、淡い水色や白などと合わせると結構引き立ったりして目立つことも多々あります。
同じくコントラストが生まれるからです。
低彩度(色味の弱い色)同士を合わせてもトーンを変えるとそのイメージはかなり広がります。
派手にも地味にもコーディネートが可能です。
大人っぽくも華やかにも演出できます。
だからこの色の使い方はこうです。イメージはこれです。というこ
とは、単色と配色で変わるということですね。
色を自在に使えて、理由もしっかり正確に伝えることができてこそカラーリスト。
アーティストでもデザイナーでもクリエイターでもなく「カラーリスト」であるからには、感性だけでなく理論が正確で、なおかつ柔軟に扱えることが必須だと思っています。
今、不足しているのは、そんなカラーリストかなと思います。
チャンスですよね。
◆◇◆◇ リンク元はこちら ◇◆◇◆
(株)スタイルクリエーション代表 染川千惠のブログ
https://ameblo.jp/stylecolor2007/
◆「Vêtu ヴェテュ」のイベント第二弾が決定しました!
2018年2月24日(土)10 :30-16 :30
スタイルクリエーション大阪スクールにて
インスタグラムフォローください→ http://instagram.com/vetu_stylecreation
◆理論を備えたカラーリストに
パーソナルカラーコンサルタント養成講座
イメージコンサルタント養成講座
◆カラーの知識を活かしてビジネスを
カラー講師養成講座
カラープランナー養成講座
色彩検定対策講座インストラクター養成講座
◆ビジネスにカラーの知識をプラスアルファ
色彩心理ビジネス活用講座