スクールマネージャーの和田です。
「パーソナルカラー診断」をするカラーリストのことを
『パーソナルカラーアナリスト』と呼ぶことがあります。
パーソナルカラーとはアナリシス(=分析)するものだからです。
私もこのブログで何度となく書いている
【パーソナルカラーは分析することが重要です】
という言葉。
この言葉の意味を本当に理解しているカラーリストがどれだけいるでしょうか。
パーソナルカラー診断をするには
ただ、「この二色でどっちが素敵に見えるか」
だけではダメで
●比較している色の属性は、どう違うのか
●お客様のお顔映りは、どこがどう変化しているのか
●その変化は、色のどの特徴がそうさせてるのか
●なぜこの色は似合っていて、あの色が似合わなかったのか
などをしっかり分析しないといけません。
ドレープ(色布)を、お客様のお顔の下にあて
お顔映りを見極める際
【今、色のなんの要素(属性)を比べているのか】
【それぞれの色の差は何と何なのか】
などを、考えて診断しないといけないのです。
大切なのは、似合う色のシーズンや、ベストな色を決めることではなく
似合うと判断した色や、似合わなかった色から読み取れる特徴を
しっかり捉えて分析することです。
だから、似合うと判断した色のドレープだけを見て
単純に「あなたの似合う色はこんな色ですよ~」
と結果を出すものではありません。
うちの受講生には、診断実習の際に
オリジナルのメモを作って使用される方もいます。
「似合う似合わないを判断した理由が
色の、どの属性だったのかを覚えておくのが難しいので
慣れるまで、控えていっていいですか?」
と仰って。
色の属性によるお顔映りをしっかり見極め
その結果を分析しよう、としているからこそ出る
上記のような言葉なんです。
【パーソナルカラーは分析することが重要です】
この意味、本当に分かりますか?