授業やセミナーで色の事をを伝える際に心がけている事があります
それは「なるべく身近な例を出すこと」
例えば、色の心理的効果
細かい範囲はともかく赤系は暖色・青系は寒色と言われているのは一般的によく知られています。
文字通り、暖色は暖かそうなイメージで、寒色は涼しげなイメージ。
それらの色を目にした時の実際の体感温度は2~3度違うともいわれています。
また、商品のパッケージカラーや店舗のカラーなどにも、
意味や用途があってその色が使われていることがあります
でも身の回りでそれがどのように使われているのか、あまり知る場面はありませんよね・・・
【どういう時に・どういう物に使われているのか】
【それにどんな意味があるのか】
実際に例を探して見せる事で、より分かりやすくなるように伝えています。
「色によってダイレクトにイメージを伝えてきているものが、身の回りにもこんなにあるんだ」
と理解することで、よりリアルに感じられ興味も湧きます。
ただ、押し付けや決めつけにならないように、
『あえて商品イメージからはずしているのがこれ』
など、例外があることも伝えるようにはしています
学びに来ている人に、もしかしたら直接は必要ない知識かもしれません。
でも、身近なもので新しく知る情報って興味も湧くし記憶に残りやすいんですよね
そして記憶に残っていると、意外と各々の現場で違った形で使える時が来たりします
(実際にそういう声も頂いています)
各々の現場で、『こういう時にあの知識が使えるんじゃないか』
と思い出してもらえたら…
そんな気持ちで授業をしていますので、実際そういう声をもらった時は素直に嬉しいです
これからも「使える知識」を伝える事ができるように工夫していきたいなと思います